インドのピラニア

野球・相撲 時々その他 自由きままに書く インドのピラニアのように

あまり知られていない キモすぎる野球のシーズン成績をまとめてみた その3

ご無沙汰しております!スーモでーす!

 

 

いつもブログの記事を拝読して頂いて幸いです。特に野球の記事の方を読んでいただいているみたいで、私のブログ更新のモチベーションにもなっています。

 

 

 

今回は「キモ記録」シリーズ第3弾です。野球の底の奥深くに沈んだ怪記録を、単身探査機に乗り込んで、水圧と戦いながら紹介するこのシリーズ。なので帰還後は水圧で機体がミシミシ言ってしまうので、しょっちゅう更新出来ないのは申し訳ございません。自分のペースで頑張っていきます。

 

 

 

今年は今年で、短縮シーズンだからこその記録がわんさか出てきそうで楽しみですね。パ・リーグで柳田・吉田・近藤が、一体どれだけキモい記録を残してくるか楽しみです。

 

 

 

それでは早速行ってみましょうか!!

 

 

松井 秀喜 (2004) .298 31HR 108打点

 

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松井秀喜という、日本が生み出したあのゴジラのような怪物を、どういう選手なのかと適正な目で判断するというのは、野球における最も難しい事柄の1つと言える。

 

 

バックには長嶋茂雄という、日本の象徴の後継者として、手取り足取り指導されてきたという黄金の道を通り、その高すぎる期待に応え続けた。

 

 

その結果当時の国民的な人気を勝ち取り、2003年以降、つまり松井がアメリカに行ってからは、野球の地上波放送は軒並み数字を落とし、野球はお茶の間から姿を消していく。バック・トゥ・ザ・フューチャーで、主人公の家族写真が、兄貴の頭部だけ消えていくような感じで。

 

 

ダウンタウンM-1の紹介時に、「お笑いはダウンタウン以前と以後に分けられる」と紹介されるが、野球の「以前と以後」を分けるとするならば、それは松井秀喜なのでは?と私は考えている。

 

 

当時が思春期だった者としたら、松井が日本から居なくなった時の、野球の熱がスーッと引いていく、あのぼんやりとした不安を忘れることなど出来ない。今や「野球中継の為に放送を延長する」なんてことは、VHSや思春期を湧かせたフラッシュ倉庫の如く、文化のトマソンとして葬られてしまった。

 

 

イチローとの関係性も、松井秀喜という人物をぼやけさせる大きな要素と言える。

 

 

世紀末から21世紀初頭を代表する野球選手と謳っても誰も文句を言わないであろう2人。そして、別に仲が悪い訳でもないだろうそんな2人なのだが、往々にしてメディア媒体は不仲論を唱える。

 

 

しょうがない。あちらとて生活が懸かっているのだ。対立を煽った方がview数は伸びるに決まっている。生活の為なら人は簡単に鬼になれるのだ。

 

 

日本時代のイチローは一言で言えば尖っていた。それも半端じゃない尖り方である。まっすぐにメディアに答えることはない。ヒーローインタビューで「大相撲観に行きましょう」なんか言う人である。日本晩年のイチローを嫌っていた人は数えきれない程居たのも事実である。

 

 

それに比べたら、常にウィットに富んだ記者対応と、AVが好きで1000本は集めていると躊躇なく言える松井の方が人気が出るのは何の不思議でもなかった。しかし冷静に考えると松井の方が変人なのだが・・・。

 

 

よって、メディアの方も松井を持ち上げる記事が、ネット太平洋に不法投棄されるようになってしまった。その異常さを察知して過剰防衛するアンチも出てきた。ゴジラの事を色眼鏡で見る人も多くなった。「松井はMLBで一流だったのか??」と疑いの目を書ける人は、正直言って少なくないだろう。

 

 

だが、ここは私が断言しよう。松井秀喜MLBであっても一流だったし、ヤンキースにとって欠かすことが出来ない選手であったということを。

 

 

特に2004年はアンタッチャブルなシーズンといって良いのではないか。31HRは未だに日本人野手としてはダントツの数字で、20HRも大谷以外には達成していない。まぁ大谷が投手もやりながらなので、勿論一概には言えないけれども。

 

 

松井の成績の突筆さは、他のメジャーリーガーと比べると分かりやすい。

 

 

この年のHR数はア・リーグ11位で、ヤンキース内では3位。しっかりクリーンナップに恥じない成績をあげておきながら、打率はジーターより高く、打点に至ってはAロッド・ボンズよりも稼いでいる。

 

 

その下には、カルロス・デルカドやデレク・リーなど大物が連ねる。これらの大物はきちんとMLBを観ていないと、どれほどの猛者なのか皆目もつかない。米成績を適切に査定するには、アメリカの選手がどれ程のレベルなのかを、しっかり勉強することから始めるべきである。

 

 

勿論、打点というのは打順や運も絡む指標だから、手放しで称賛できる指標とはいえないが、とはいえフロックな実力でボンズを抜けるなら、これほど楽な商売ではない。

 

 

これにワールドシリーズMVPである。松井が獲った2009年以降、ヤンキースはワールドチャンピオンになれていない。10年単位で見ると、ヤンキースは初めて2010年代はチャンピオンになれなかったらしい。

 

 

松井がアメリカで残した足跡は、日本同様にゴジラのように大きな足跡だった。この事が分かってくれたら幸いである。

 

 

 

浅尾 拓也 (2011) 7勝 2敗 10セーブ 45HP 防御率 0.41

 

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10年ひと昔とはよく言ったものである。そして10年前といってもつい昨日のように、思い出が蘇ってくる。10年前の出来事と言えば、地デジに地震にトラスト・ミーである。口蹄疫にガソリン減税・燃油サーチャージも今や死語になった。死語になって良かった。

 

 

そして忘れちゃいけないのが、恐るべき投手至上社会を生み出した統一球である。

 

 

筆者にとっては最近の事でも、一世代年下の2000年代のミレニアム世代からすれば、その脳裏にしかと焼きつけた景色が、ほんのりノスタルジックなセピアが架かる。そんな古の記憶だったりする。だからこそ、この成績を今のうちにしっかりと書かなくてはいけないだろう。

 

 

 

野球界を襲った打撃氷河期は、打者のスイングをみるみるコンパクトに縮こませ、2点差7回の裏という、どう転ぶか分からない展開をゲームセットの合図と捉え、颯爽と野球ファンをお風呂に浸からせてしまったのである。そして、その野球に辟易とした筆者は、MLBへ乗り換えを決めてしまった。

 

 

そんな荒廃した凍える野球界に咲いた一輪の怪記録が、この浅尾の防御率0.41である。

 

 

そもそも、その前の年が21世紀を代表とする打高シーズンであるにも関わらず、日本記録である47HPを稼いだ身からしたら、この年の怪記録は、ある意味約束されたものだったのかもしれない。

 

 

平均球速149kmはこの当時のMLBの平均球速を越えていたし、それにお誂え向きの高速フォークと来たもんだ。ただでさえ、球が死ぬほど飛ばない環境下だというのに、1人だけメジャーリーガーの球を投げられて、おまけに並のレベルではないイケメンと、死に体の陰キャラにたたみかけて来るので、存在自体が反則ですわこれは。

 

 

そして、統一球時代の野球は、ヒットを4本打たないと点なんぞ入らない。2塁に来た時点で、外野手がめちゃくちゃな前進守備をかましてくるからだ。ほぼ確実に3塁で止まる。「阪神は○○イニングタイムリーが打てていませんね~」と、解説者から聞こえてくるのが、スポーツニュースの常套句と化した。

 

 

この年の中日は、お世辞にもいいチームだとは思わなかった。長年落合を支え続けた選手達が軒並みベテランもベテランになり、そのベテランを若手が越えられないという悪循環に陥っていた。あの鉄腕岩瀬にもサビが見え隠れしていたし、それを影ながら支えた高橋聡文は、去年の連投で真っ白に燃え尽きていた。ただ強いチームではあった。

 

 

そんな絶体絶命な中、勝つためには浅尾の負荷を上げるしか無い。79登板して、イニング数が87 1/3ということは、1登板で1イニング以上投げている計算になる。しかし、その数字をみて寧ろ「あれっ、そんなもんだったかな・・・」と懐疑的な目でみるほど、浅尾は投げまくっていた。8回から9回2アウトまで投げているシーンが色濃く残っているからである。

 

 

岩瀬も投げてはいたが、56試合で48 2/3なので、浅尾の交代後1アウトだけ、2アウトだけ取るような試合が常態化していた。落合監督は、ストッパーには据えることで岩瀬のプライドを保ちつつ、試合の行方は浅尾に委ねるという戦法で、奇跡のリーグの優勝を成し遂げた。日本シリーズをあの手この手でソフトバンクを苦しめにかかる様は、正しく鬼もドン引く鬼監督だった。この年の落合以降、これほどの厳しさを見せた監督は出てこないだろうし、時代的にも許しては貰えないかもしれない。

 

 

そして、細身の体をはち切れんばかりに投げる、浅尾の体に限界が来ていることは、どの野球ファンからみても"やっぱり"だった。翌年から球は走らなくなり、WBCに参加することができなかった。その当時の記事に"原因不明"のストレート減速*1という記事があって、「冗談きついな」とは思った。

 

 

 

野球ファンで、ましてやプロ野球選手なんか夢のまた夢な筆者からしたら、明らかに壊れるペースで投げ続けるのが、果たしてその投手の為になるのか、本望なのだろうか。その点については知るよしはないが、そういう生き方もありなのだろうと、浅尾から学んだことは疑いようがない。

 

 

ボブ・ギブソン(1968) 23勝 9敗 防御率1.12

 

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つい最近、アメリカで一時代を築いた名投手が、また1人旅立ってしまった。ボブ・ギブソンアメリカを代表する剛球投手である。

 

 

「逆に弱かったシーズンなんかあったっけ??」と思える位、ずっと強豪チームのままなカージナルスだが、この60年代は一段と強かったみたいで、後の300勝投手のスティーブ・カールトンルー・ブロックヤンキースで61HRを放ち一躍時の人となったロジャー・マリスなどが居た。

 

 

日本では、このギブソンよりも、major違いのジョー・ギブソンの方が有名だろう。明らかにボブ・ギブソンから取ったであろうキャラで、どちらも勝つためならビンボールも厭わない。性格がかなりトゲがあるので、一応調べてみた結果、ランディ・ジョンソンがモデルだったらしい。なんでだよ。

 

 

そんなあまり日本では馴染みの無い大投手だが、彼の残した記録で語りぐさになっているのが、1968年の防御率1.12である。

 

 

この年は、前述した浅尾の時と同じく、MLB屈指の投手有利な年だったらしい。何せ、防御率1点台が両リーグで7人も居て、2点台に至っては49人も居るのだ。そして3割打者は両リーグで6人しか居ない。こんな「右手に盾を左手に剣を」のようなシーズンがあった訳だが、首位打者ピート・ローズで軽く200安打を達成していたりする。役者が違い過ぎた。

 

 

 

そんな1点台乱立の乗るしかねぇビックウェーブに、この上も無くサーフィンして見せた伝説の男ギブソン。34回先発して28回完投。そのうち13回が完封、そして挑んだワールドシリーズで17奪三振なのだから、完璧すぎて最早そっちの方がキモ記録なのではないかという"ゆらぎ"もあるが、これでワールドチャンピオンになれなかったので、つくづく野球は難しいものである。

 

 

この年のギブソンの残した成績に、コミッショナーは腰を上げた。この年以降マウンドの高さは15インチ→10インチに変更になり、打者有利になるように仕向けたようで、翌69年は1点台の選手は居なかった。これが今日まで変更されていないらしい。しかし、2点台は24人も居るので、依然として投高打低だし、ギブソンはしっかり2.18と纏めているので流石である。

 

 

しかし、ギブソンだけが1流ではない。69年のピート・ローズも200安打と首位打者を根こそぎ獲得している。この世代はキモ記録が満載らしい。そしてもう1人ルイス・ティアントというもう1人のキモ記録保持者が居たのだが、それはまた今度示すとしよう。

 

 


MLB ボブ・ギブソン シーズン防御率1 12

 

 

ボー・ジャクソン(1989) .256 32HR 105打点

 

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「天才は居る。悔しいが。」という競馬の広告が少し前に世に流れていた。

 

 

確か三冠馬の紹介かなんかで使われいたような気がする。本当に悔しいね。DNAにトレーニングなんぞ出来るわけもないから、てめぇの限界値を薄々感づいてしまう。それに気付いてしまった時が、この世で最も残酷な事実である。それを知り、尚も這い上がるのは並みの事ではない。

 

 

スポーツの世界では、より顕著に見られる。練習ではとてもじゃないが追い付けない傑物は掃いて捨てるほど居る。ましてやアメリカ。21世紀における究極のピラミッドに、人は酔いしれ苦虫を噛み潰す。

 

 

その才能のピラミッドの頂点に居るであろう選手が、これから紹介するボー・ジャクソンである。彼は2刀流で名を馳せた最初のスポーツマンである。ただ、彼の2刀流は大谷と一線を画する。

 

 

彼が二股をかけたのは、アメリカンフットボール。つまり野球とアメフトの2刀流だったのだ。恐るべきことに、そのどちらでもオールスターに出場したというスーパーアスリートである。

 

 

特に存在感を醸し出したのが1989年のシーズン。この年のジャクソンは、2刀流という環境下でありながら、HR数はAL4位。3位にはあのマグワイアが構え、盗塁数は26個と30-30にニアミスな成績を叩き出し、オールスターに1位で選出されMVPを獲得。ついでにHR競争で優勝し、シーズンオフにはアメフトのラインバックとして出場。翌年の2月のプロボウルに出場してしまうという離れ業を成し遂げた。

 

 

 

ジャクソンの野球は、洗練という言葉とはほど遠い。彼ほどの天衣無縫な選手は居ない。明らかに力だけで振り抜いた打球は、ふらふらと上がりながらバックスクリーンの奥に突き刺さっているし、明らかな手投げで投げられた送球は、100m先の盗塁王をホームで刺す程のバカ肩である。実際、89年の三振数は172個で、知る人ぞ知る三振王ロブ・ディアーを差し置いての三振王だったりする。

 

 

 


Bo Jackson Being Unbelievably Athletic

 

 

マイケル・ジョーダンも、一時野球選手としてホワイトソックスでプレーしていた時期がある。でも、いくら神とは言えどそれはバスケだけの話で、2A止まりだったことを考えると、改めて恐ろしい選手である。まぁそんなことを書かなくても凄いことなんか分かってしまうが。

 

 

NFLでの記録は、私があまり詳しくないため、上手くボー・ジャクソンの偉業について記載するのは難しいが、兎に角NFLの公式チャンネルで「最も速い選手ランキング」で歴代5位になる位には速いみたいである。じゃあもうNFL選手としての方がスゴイのでは???と思っちゃう位にはスゴイ選手である。

 

 


#5 Bo Jackson | Top 10: Fastest Players | NFL Films

 

 

まぁ筆者からしたら、ボー・ジャクソンの印象としたら、2刀流よりも”5-hour energy”の人である。数年前MLBの公式サイトで動画を弄ったら、絶対ボー・ジャクソンのCMが15秒挟まっていて、ファミマの帝京平成大学くらいしょっちゅう見るハメになってしまった。

 

 


Bo Jackson 5 Hour Energy Commercial

 

 

wikiに「最近は妻と自宅でひっそりと暮らしており、派手な生活を嫌っている」と書いてあったのに、CM見た後だと全くの大ウソじゃねぇか。とツッコまざるを得ない。しかし、アメリカでのイメージではボー・ジャクソンのイメージとしたら「Bo knows」のナイキのCMなので、もうボーの印象はぐちゃぐちゃである。

 

 


Bo Knows Commercial

 

 

謙虚な選手なのかと思いきや、実は意外と最近も目立っていたりする。本当の意味でボー・ジャクソンの事を知っている人は、誰も居ない。

 

 

 

 

以上今回はこの4成績について調査してみました。これからもこのシリーズを続けていこうと思いますので、読んで頂けるととても嬉しいです。よろしくお願い致します。

 

 

 

 

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シーユーアゲイン なにもあげん

SASUKEマニアの炎はとどまるところを知らない

まいど!!いつも記事を読んで頂きありがとうございやす。いつも好きなことばっかり書かせてもらっていやす。テヘッ!照れるでやんす。



わたくし、スーモでごわす。ブログも続けて2年になったので、語尾が少し気安くなっていますね。「気安い」と「面白い」を履き違えると痛い目遭いますからね。



この前にはてなブログが、定期的にブログのお題を提案してくる「今週のお題」というものに「好きなおやつは何ですか?」と間口の広いお題がこちらに来たので、おやつ関係なく好きなもの語っちゃいます。



おやつは語らないです。好きなコンテンツだけ語ります。おやつで好きなのはnew york perfect cheeseです。単純にしっかりとしたお土産が好き。



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野球と相撲ばかり書いてますけれども、好きなことが多い類いの人みたいで、これだけでは物足りず、まだまだ色々と書きたいことがあるので、今回は周りの目を気にせずに徒然と書いていきたいと思います。珍しいらしいです。こういうタイプ。



こういうタイプの記事で、ブルセラのこと語ってたりする人居るのかな。パンティ買ってることを異様な熱でネットに記してるのかな。ちょっともうヤバイよね。風俗のレポとか語る人がわんさか居るのも、冷静に考えるとおかしいような気がしてきた。いや、もうおかしいのよ。



・・・行ってみますか(突然の導入)



SASUKE またの名を「名も無きアスリート達のオリンピック」



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たかがTV番組の一企画なのに、それに人生を懸けて打ち込むかぶき者が一体どれだけ居るというのか。未だに愛される素人参加型番組の金字塔。SASUKE。



もう大好きですね。大相撲と野球くらい好きですね。勝手に相撲・野球・SASUKEのことを「3本柱」って読んでます。



しかも、この残り2つの趣味より圧倒的に付き合いが長いですねー。30数回やってるこの特番の2回目から観てました。1998年とかです。今年の新社会人の生年。時の流れ怖すぎ。



子供のとき、それこそ小学生になったばかりの頃、春と秋になったら、親からおねだりした夏目漱石の1000円札を握りしめ、本屋からTVガイドを買ってきたものである。SASUKEって書いてある欄にピンク色の蛍光ペンなんか引いちゃって。健気なもんである。



そして、放送開始の1週間前からドキドキ・ソワソワ。なんつーたって半年に1度ですからね。普通の週1の放送ではこんなにテンションのメンヘラになんかならないですよ。3日位前になるとソファーで跳ねてました。ジャンプハングの真似して、エアコンに向かってダイブしてたなぁ。あと、ドキドキ・ソワソワってロシアの女子体操選手みたいよね。



去年M-1をかっさらったミルクボーイが「SASUKE」のネタをYouTubeに上げているんですけど、もう全く共感できないよね。いや言わんとしていることは分かるし、全然俺もウケちゃったんですけど、なんでウケているんでしょうねぇ~。悪態はついちゃいますね。




ミルクボーイの漫才「SASUKE」



内海さんが「SASUKEはトイレチャンスだらけなのよ。95人目まではいつ行ってもいい」と言っているんですけど、まず61人目でキタガワ電気店長日置さんが出てきちゃいますし、第12回大会みたいに、ゼッケン1番の岐阜から来た消防士・山田さんがクリアしちゃうときもありますからね。勿論、放送日はトイレを事前に済ませて、親を先に風呂に入らせてました。



今でこそ、SASUKEって1stステージで10人残るか残らないかで、滅茶苦茶難しいように感じるけれども、最初の方のSASUKEは37人とか残ってました。難しいのはローリング丸太だけ。当時に反りたつ壁なんかなくて、「ただただ急勾配な坂」がエリアにあったりしてました。これでも一定数登れていなかったもんなぁ。



そんな「ただただ急な坂」が、あんなうねりを持った怪物に生まれ変わってしまうんですから、そりゃあ当時はびっくりしました。「こんなもん、どう登れっちゅーに」と子供心ながら思いました。これからこれ???って感じですよほんと。


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これから
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これになるな

2ndステージが37人→3人になりましたから、つまんなくなったなぁと思ったんですけど、今振り返ってみると、1stが厳しい方が面白いですね。10人前後に絞り込まれた回はもれなく神回。その中にオールスターズの1人が入り込んでたらもっと神です。



さて、オールスターズは何ぞや???と思われる女性の方、めちゃめちゃ居ると思うんですけど、SASUKEで毎回出場して好成績を続けている人が、番組側に覚えられて、いつの間にかその人達をオールスターズって呼ぶようになったんですよね。



まぁそんな風に、SASUKEに出続けて有名になった人の代表格に、山田勝己さんが居るわけですよね。こういう話をしていく上で、やはりこの筋肉モリモリマッチョマンの変態をスルーしないわけにはいかない。



今や水曜日のダウンタウンなどで、定期的に弄られている一般人なんですけど、この人が居なかったら、たぶんSASUKEって今の今まで続いてないんですよね。SASUKEが20年を超す長寿番組になったのは、この名も無きアスリートが人生を賭けてしまったのが大きかった。



元々は、親番組の筋肉番付の一企画で腕立て伏せの全国大会に出場していたのが、3分間で298回という怪記録が評価されて、SASUKEからオファーを貰ったのが、おそらくSASUKEの始まり。SASUKEの第一回じゃないです。SASUKEはその時の腕立て伏せから始まっている。


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SASUKEマニア知る人ぞ知る 山田-秋山の腕立て対決

初回から出場して、2回大会でスパイダーウォークで力尽きたその瞬間から、SASUKEが異様な方向に進み始める。山田さんの自宅の敷地に、突如として無骨な鉄骨と内部に壁が2つある、スパイダーウォークのセットが出現した。この瞬間SASUKEが単なる特番ではなくなってしまった。



つまりこの瞬間、「テレビの一企画に人生を捧げる人」が出来てしまったのだ。



これまでの素人参加型番組は、代表的なものに鳥人間コンテストなどが浮かんでくる。90年代の同世代なら「しあわせ家族」っていうアッコが素人を応援したり放送事故な位不機嫌になったりしながらドミノを倒す番組があったが、そういう企画はせいぜい数ヶ月。誰もドミノ倒しに人生を捧げなかった。当然である。ドミノ倒しだもの。



しかし、SASUKEという難しすぎる鋼鉄の魔城が、1人のボンベ配送業の、たくましい肉体を熱く、そして強く刺激し過ぎてしまった。そして、そのSASUKE愛は、山田勝己を猟奇的に取り憑いてしまう。



ある時は、元々体脂肪なんかない体を半年で13kg絞って不眠症に陥ったり、ある時は熱中しすぎてボンベ配送業→から無職に転落してしまうし、またある時は1人で護摩業しに四国に行って2ndステージで落ちてしてしまう。



そして毎回泣いている。中年の別に仕事が上手く出来ないから出た涙ではない。そんな涙を見て同情する人・ゲラゲラ笑う人・引く女性など余多な感情が入り交じる。この瞬間、SASUKEが単なるスポーツバラエティではなくて、「人間ドラマ」という面を引き出した。



それに感化された一般人の参加希望者が、回数を追うごとに増えていき、自宅のセット数が二桁越える人だとか、四畳半にクリフハンガーを作ってしまう人だとか、全うに主婦でありサラリーマンしている人から見たら、まぁ「うわぁ」な人が続々と出てくる。しかし、それに心動かされてSASUKEの練習に打ち込む人もいる。



その中に完全制覇者が混じっていて、その人達がまた時代を作っていく。ここ最近だと「○○さんが引退」という見出しに、TVの企画で「引退?????」と突っ込みたくなるのは、たぶん俺だけじゃないはず。



だが、放送から20年という時の流れで、俺を含めて時流は大きく変わっていく。SASUKEという、仕事とは別に副業感覚で打ち込むことが、世間の目から冷ややかに映っていた物が、打ち込める趣味として、だんだんと受け入れられている感じがする。



実際、家族を十分なくらい大事にして、趣味としSASUKEに打ち込めるというのは、この上なくいい人生だと言える。それを端から眺めて、笑いにもならねぇ「堅実に生きているという自慢」という名の陰口を言う人が、一体何人いるというのか。そんな人生の何が楽しいんだろうか。



ここ最近は、SASUKE出場者のYouTubeが豊富になりつつあり、大好きな番組の裏側をポテチ片手に眺めることが出来る。



そんな中で、SASUKEの出場者のレベルは青天井で上がり続けている。オールスターズの消防士・竹田さん曰く、「SASUKEに出たいが為に、フィンスイミングの世界一になった人」が居るらしい。



それを見て、そそくさコイケヤのり塩をと片付けたのは言うまでもない。










<これも是非>
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シーユーアゲイン なにもあげん

その彗星をホセ・フェルナンデスと呼ぶ

そのニュースを見たとき、その人のことを知っているあらゆる野球ファンの身が硬直した。



何度も疑った。何度も目を擦った。何度もTwitterをスワイプさせた。そして天を仰いだ。



「(通訳の)アランから連絡があって、なに言っているの? って……。最初はアランの頭がおかしくなったのかと思った」*1



当時のチームメイトとして知られるイチローは、そのニュースを聞いたとき、このような心境を吐露している。



4年前の今日、ホセ・フェルナンデスが亡くなった。
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家族とか友達とか職場の同僚とかではない、会ったこともないし、喋ったこともない。それも海を越えて離れているのに、なんでこんなに悲しいんだろう。途方に暮れるという言葉があるけども、この時は途方に暮れるの先、"途方が見えた"ような気がした。



それが事実だと分かった瞬間は忘れがたい。猿の惑星の砂漠に埋もれた自由の女神を初めて見たときのような、途方もない虚脱感に襲われた。「嘘であってくれ」ファンなら誰しもがそう思った。しかしそんな思いは天がせせら笑っているかのように空を切った。そして、すぐその選手を知ったときの思い出が頭をよぎった。



筆者が知ったのは2013年の5月頃、フェルナンデスがデビューしてから1ヶ月くらい経った頃だったと思う。MLBの公式サイトは、当時から好成績を収めた先発投手の投球ダイジェストを試合ごとにUPしていて、無料で先発投手の球筋を追いかけることが出来た。



初めて映像をみた時は、何というか「8/31の夜にまだやっていなかった宿題」を発見してしまったかのような、普通の精神状態では到底生まれないような、て言うかめでたいことなのに、変な冷や汗が自身の頬を伝ったことは明確に覚えている。



何せそのときに見た映像が、パワプロ君のように曲がるスライダーと、160kmの恐るべきストレートが若干20歳の右腕から放り込まれているのである。それも寸分の狂いも無くである。



勿論、MLBを見始めてからスゴイ球を放ってくる投手は沢山見てきた。実際メチャクチャ居た。カーショウのカーブは昔の日本の伝説的な投手がホラ混じりに語っていたコメント通りに落ちてくるし、チャップマンは170kmに迫る豪球で、明らかに速球だと読んでいる打者が面白いように空を切っていた。



でも、フェルナンデスはその投手達よりも末恐ろしく感じた。全く無名で、しかも1A+から3階級飛び級MLBの大地を踏んだという、そのエピソードだけでも末恐ろしいものだが、そんな投手が今1番恐ろしい球を放っているという事実がより野球ファンの夢を増幅させた。デビュー数試合でもうトップ投手だった。



そんな素人が見てトップなんて大それたこと言うんじゃねーぞと思う方は、この埋め込んだ映像を見るべし。本当にスライダーが直角に曲がっているんだから。




Jose Fernandez 2013 Highlights



この前年、つまり2012年こそ新人の豊作年で、トラウトとハーパーがこの年にデビューして「こんなシーズン2度とないんじゃないか」と余韻に浸っていた矢先のフェルナンデスなので、これこそがMLBなのだと突き付けられた。天才が毎年出てくるのが通常運転という世界。



2位のハービーも160kmが自由自在な、負けず劣らずの剛球の持ち主だというのに、新人王投票では影すら踏ませない独走だった。それから7年後の現在では、すっかり落ちぶれてしまい、毎年NPBなりKOBに行くのではないか?という飛ばし記事が後を絶たない。世界一のリーグとはそういう世界。



でも、フェルナンデスに限ってそんなことにならないと思っていたし、実際ワースポMLBに出演した上原は「これは物凄い投手になりますよ!」と食い気味に紹介したのは、今でも記憶に新しい。どこまでこの選手は高みに登っていくのだろうと思っていた。



そして、その姿を外野から見守っていたイチローはこう言う。


「雰囲気あるじゃないですか。振る舞いも含めて。自信に溢れている感じがする。明らかに(他の選手とは)違うでしょう。あるじゃないですか、スターの雰囲気を持っている人って。そういうのをこの人は持っていますね。後ろで守っていて頼もしい感じがする*2


高みには行った。
誰よりも高いところへ行った。
誰も見ることが出来ない高みに行ってしまった。



4年前の今日、SNSで流れた信じられないニュース。フェルナンデスがボート事故で亡くなったという話は、地球を横切る彗星の如く、瞬く間にアメリカ全土を駆け巡っていた。
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日本の選手で例えるなら、全盛期の松坂であり、ダルビッシュが亡くなったと思って差し支えない。そんな選手が、乗り上げられたボートと共に遺体として見つかった衝撃は、少し想像したらそのインパクトが分かるだろう。当時付き合っていたガールフレンドは、そのお腹に大切な命を授かっていたというのに。



MLBでは、海外出身選手の母国の治安が悪すぎて、強盗なり交通事故に巻き込まれて天逝する選手が、日本と違い意外にも多い。同じ時期に、ヨーダノ・ベンチェラ*3やオスカー・タベラス*4などが、早すぎる死を遂げていた。他にもボートのプロペラに巻き込まれたとか、コカイン中毒とか、馴染みがない死に様ばっっっかりである。



しかしフェルナンデスの場合は、そんな「死」というイメージが全くもって無かった。試合に全力で向かっていたのは画面越しから伝わっていたし、目が死んでるような様子もなく、精神的な疾患がニュースになることも無かった。



これが、ホセ・カンセコ*5やらレニー・ダイクストラ*6のように、私生活がハチャメチャを優に越えている方々だったら、そんなに驚くニュースでもない。そもそも高齢の二方と違い、フェルナンデスはまだ若干の24歳なのだ。



そんな無邪気で純真無垢な選手が、深夜にボートに乗っかり、追突死する位の猛スピードで走り回る。そんな拭いがたい事実と、実際もうこの世には居ないということ。事件をひもといてみれば、そんな二重の悲しみだった。おまけに、遺体からコカインの反応も見られた。



何に苦しんでいたのか?何故薬物なんかに手を出すのか???その理由が全く分からなかったし、分かりたくもなかった。そんな事実知りたくもなかった。15歳の時に4度目の挑戦でキューバから亡命を果たし、海に放り出された母親を、自ら海に投げ打って救出したフェルナンデスが、何故ボートで死ななくてはいけなかったのか。そんなの考えたくもない。



考えたくもない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



共有できる人が余りにも少ないのも辛かった。何故なら、知人はMLBに関心を持つ人が少なかったし、ホセ・フェルナンデスなら、同姓同名の選手が楽天に居たのだ。「あの楽天の!?」と言われる度に、どう表現したら良いか分からない、漠然とした寂寥感が俺の心を覆った。別に楽天のフェルナンデスだって有名だし、別に気にしなきゃいいって話なだけだが・・・。




フェルナンデスの死が報道された直後のマーリンズの試合、1番打者のゴードンは、この年の初本塁打を先頭打者HRで飾った。グラウンドを回るゴードンが流した涙は、これ以上無くきれいで、そして悲しかった。




NYM@MIA: Gordon leads the game off with a solo homer



数年後、ブリュワーズにトレードで移籍し、MVPにも輝いた経歴を持つ同僚、イエリッチはこの事故について、このように語っている。


「トレードされた選手やまだチーム(マーリンズ)に残っている選手たちと話してきたけど、ホセの身に起きてしまった悲劇以来、すべてが変わってしまったというのがクラブハウスでの総意なんだ。



勝つチャンスはホセと共にあったんだってことを、みんなわかっていたと思うよ。先発ナンバーワンの、正真正銘のエースがいるんだから、可能性はあったと思うんだ。起きてしまったことは、誰のせいでもないんだよ」*7

この事故以降、マーリンズの士気は明らかに低下し、”恒例”のファイアーセールを敢行。クリーンアップ全員と正捕手を他球団へトレードした。マーリンズに当時の面影は完全になくなり、今は多少持ち直したものの、その当時のチームはすぐに100敗するチームに逆戻りしてしまった。



そして、イチローも例外ではなかった。富・名声・力 かつてMLBで全てを手に入れ、残すところワールドチャンピオンだけとなった「MLBゴールド・ロジャー」こと、イチローが唯一残した秘宝。イチローはそれを掴むこと無く、マリナーズ移籍後にキャリアを終えることとなる。


きっと僕がいつもやっていることを変えてほしくないと思った。だからいつものように準備した。16番のユニホームに袖を通した時、普段の気持ちとは違いましたけど、普通通りにやることが、彼が望むことだと信じていた。(7回に左前打を放ち)この1本は彼にあげます。」*8

あれから4年が経過した。ただえさえ当時でもあまり騒がれなかった報道が、もう1記事見つけるのもやっとな位に少なくなってしまった。アメリカだって、もうそんなに騒がなくなってしまった。



だから、俺は毎年この時期に人知れず思い出すことにしている。かつてそんな投手が居たことを忘れないように。一瞬で頂天に立ち、彗星の如く散っていったその選手を忘れないように。



彗星のように野球人生を謳歌し、夜空に散った伝説の男。その名をホセ・フェルナンデスという。













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シーユーアゲイン なにもあげん

*1:この記事からの引用です https://number.bunshun.jp/articles/-/826657

*2:この記事からの引用です https://number.bunshun.jp/articles/-/826657

*3:フェルナンデスと同様に将来を嘱望された豪腕。先発でありながら最速163kmを計測。しかし、2017年母国での交通事故により25歳で死去

*4:同じく将来を嘱望された天才打者。ベンチェラ同様22歳で交通事故により命を落とす

*5:マグワイアと共に、80年代のMLBを支えたHRバッター。ステロイドやら指が取れたやらで騒がしいったらありゃしない ホセ・カンセコ - Wikipedia

*6:首位打者経験もあるかつての好打者。窃盗・詐欺・セクハラでしょっちゅうお縄に捕まっている レニー・ダイクストラ - Wikipedia

*7:この記事からの引用です 移籍のイエリッチ、エースの急逝で「全てが変わった」「誰のせいでもない」 | Full-Count - (2)

*8:この記事からの引用ですイチロー「この1本は彼にあげます」天国のエースにささげた一打― スポニチ Sponichi Annex 野球

今は昔 出羽ヶ嶽という大巨人が居りけり

日本という太平洋に浮かぶ島国に、大相撲という大きな人がこぞって集まってくる格闘集団がある。



統計を取ってみると、最も上の位である幕内では平均身長が180cm以上・体重が160kg以上とのこと。その時点でおかしすぎる。



見世物という観点から見ると、スポーツというよりむしろサーカスに近いようにも見えてしまうような。しかも半裸の上半身に意味不明な下着つきである。かといって、ズボンで取ったとしたら相撲としての興が削がれてしまうだろう。そんなスポーツというか、神事というか、何とも言えない催し物である。



しかし、そんな大巨人が集うリーグでも、身長が2mを越えてくると流石に珍しいし、目立つ。203cmの曙・琴欧洲・198cmと名乗っておきながら、実は2mあった大関貴ノ浪が土俵に立つと、直径15尺しかない土俵が小さく見える。土俵の大きさは尺で表すのよね。



そんな角界でも滅多に見られない巨人達を、未来永劫忘れないようにと名前を残す石碑が、東京の門前仲町近くに構える富岡八幡宮にある。3年前に宮司の姉が弟に刀で切られて殺されるという、今では何とも罰当たりな神社になってしまったが、この神社は代々相撲と密接に関わりを持っている。横綱大関が産まれると、この神社の石碑に大きく名前が刻まれることから、好角家には幾分か名前が知られている神社なのだ。



さて、その巨人のみが名前を記される石碑、正式には「巨人力士身長碑」と言われるが、その石碑に記される巨人は、ちょっとある意味横綱よりも難しいかもしれない。何故なら、2mを越えるというのに曙・琴欧洲は記されていないのだ。この石碑に刻まれるには205cm以上必要で、この二方は僅かに1・2cm足りなかった。



実はこの石碑には「この人よりも大きかったら、身長碑に刻む」という暗黙の了解のようなものが存在し、言わばある力士が基準となって、その石碑に刻むか刻まないかが決まっているのだ。



その巨人と一般人をふるい分ける基準、それが大正~昭和初期に活躍した関脇、出羽ヶ嶽文治郎である。
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出羽ヶ嶽文治郎。おそらくこの名前を知っている人は並の好角家では難しいだろう。何せ90年前の力士である。出羽ヶ嶽が活躍した時代は、日本史から言うと満州事変の前後である。とてもじゃないが、祖父母の世代すら物心にないような昔である。



この当時の大相撲の象徴の1人に、「相撲の神様」と言われる大ノ里が挙げられる。身長は舞の海よりもさらに小さい164cm・97kgという泣きたくなるような小さな体格にも関わらず、大関を7年勤め上げた伝説の力士である。



良いように言えば、ガリバー旅行記のような浪漫溢れるこの業界で、トップの1人として屋台骨を張る大ノ里天才過ぎないか??と思えるけれど、悪く言えば「それだけ大きい人が居なかった」とも捉えられる。実際、大正3年の平均身長は174.6cm・体重102.9kg*1
なので、身長に関してはもう一般人なのである。



そんな時代に身長205cm・体重も203kgある出羽ヶ嶽が居たら、それはもう角界が大騒ぎである。身長・体重共に200オーバーの力士は出羽ヶ嶽が初めてなのである。しかし、大ノ里とは同部屋だったので、そんな夢の対戦は実現しなかった。なんでやねん。


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昭和4年の幕内土俵入り。画素が悪かろうが一瞬で出羽ヶ嶽がどこに居るのか分かる


しかし、この当時は相撲の人気が無かったのもまた事実。横綱が空白だった期間があったり、同部屋の関脇天竜が、角界の経営姿勢や親方の在り方に疑問を持ち、総勢48人もの力士が相撲協会から脱退し、新しい相撲協会を設立する、相撲史上類を見ない大事件「春秋園事件」が起こったのもこの頃である。



おそらく八百長前後より人気が無かった可能性もある。それ程、この時代の相撲を取り巻く環境は恵まれたものではなかった。



そんな中で、出羽ヶ嶽は数少ない人気力士として、この当時の角界を盛り上げており、また春秋園事件天竜と共に参加して、参加力士の大半はマゲを切って相撲協会との決別を図るなか、出羽ヶ嶽のみ親方の恩義を仇で返さぬよう、ただ1人マゲを切らずに参加した。



出羽ヶ嶽の柔和な人格が垣間見えるエピソードであるが、取り敢えず、この時代の相撲の中心・台風の目のど真ん中に居たことは間違いない。



出羽ヶ嶽はその数奇な相撲人生もそうだが、生い立ちからかなり異質である。そもそもこの巨体の時点で、この生い立ちなんか絶対に普通であるはずがないが、年頃になると養子に取られて、当時の社会の超大物の元で育っている。



養子に取った男の名前は斉藤紀一。東京・青山でドデカイ洋風の脳病院を経営し、国会議員当選経験もある当時の日本を代表する大金持ちであったそうだ。



紀一は2020年現在という100年近い時の流れで、日本人では絶滅したタイプの人間であった。常にスケールが大きな大言壮語なことを語り、「日本一頭がいい男と、日本一体が大きい男を養子にする」*2という、でかいんだかとんでもなく無茶なのか分からない信念の男、そんな男が養子を2人取った。そのうちの「体が大きい男」が出羽ヶ嶽であったらしい。



ちなみにもう一方の「日本一頭がいい男」は、同時期の文学を短歌の分野で引っ張った天才、アララギの中心人物として知られる斎藤茂吉である。もう高校の歴史の教科書にバンバン出てくる人が義兄弟なのである。
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正確にいうと、出羽ヶ嶽は病院に居る同姓の斉藤さんの養子らしく、ここら辺は何故紀一がそんな回りくどいことをしたのか、深掘りしようとしたら、国会図書館に何日も閉じこもらないといけないので、放っておくことにしよう。



さて、そのお父さんは日本一頭の良い斉藤茂吉を医者に、日本一体が大きい男出羽ヶ嶽を力士にしたかったのだが、当の出羽ヶ嶽は全く力士に興味が無く、成績も優秀だったので「医者になりたい」との一点張りだった。それでも結局無理矢理角界に入れられてしまうのが、昭和初期の考え方だなぁという感じである。



もう一方の天才斎藤茂吉は、想定通り医者を継がせたものの、あまりにも天才過ぎて、「歌は業余のすさび」というスタンスで副業が爆ハネしているので、親の想像力を軽く越えてしまった。教科書に載る偉人はやはりスゴい。



話を元に戻そう。何故、今回突然脈略もなく、歴史の山に埋もれた巨人力士を紹介しようと思い立ったか。それは、つい最近youtubeに出羽ヶ嶽の晩年の映像が、朝日新聞のアカウントからUPされたからである。



出羽ヶ嶽の映像は、既に90年以上前と相まって、滅多に残っちゃいない超貴重映像である。それも晩年は三段目・幕下と関取からも陥落しているため、その頃を撮った映像は現存していないものだと思っていた。




巨体で支えた相撲人気… 出羽ケ嶽の孤独



こんな映像が誰でも見られる時代になるとは、本当にうれしいことである。これを見つけて、1人ではしゃいで、創作意欲がむくむくと湧き、こういう記事を書いた。ただ、記述に数日手間取っているうちに朝乃山が3連敗したのでテンションは少し下がったかもしれない。



この当時の出羽ヶ嶽の相撲を見た「義兄弟」斎藤茂吉は、次のような短歌を残している。



番附も くだりくだりて 弱くなりし 出羽ケ嶽見に来て 黙もだしけり



昨今の角界は、大関から序二段に転落した照ノ富士や、大関陥落後も実直に幕内で相撲を取り続ける琴奨菊など、「リスタート」する相撲人生も悪くないし、自分が納得するまで取れば良い。という雰囲気になっていて、非常に好ましい空気になった。



しかし、出羽ヶ嶽の時代はそんな空気は微塵も無く、大飯喰らいで関取でもなかった出羽ヶ嶽を、周りの力士は冷ややかな目で見ていたそうで、晩年はいじめもあったと言われている。行きたくもない世界に飛び込んで、弱くなったらいじめられる。この上なく悲しいエピソードだ。



それから100年近くが経った。同じく巨人のような体格を持ち、帰化した日本人でもある琴欧洲が部屋を構えて後進の指導に当たれるようにまで環境が変わった。大きいからといって白い目で見られたり、部屋でのいじめも少なくなった。少しでも手を出した男は、角界から総合格闘技に移籍せざるを得なくなり*3、89連敗を記録しても、なお土俵の上で男の勝負が出来るようになった。*4



だが、そんな今日の相撲があるのも、小錦横綱になれず大関から落ちても相撲に努めたり、栃ノ心が大怪我を克服して這い上がったり、出羽ヶ嶽が太古の昔に、人知れず奮闘していた足跡であり、屍があったからである。



今日の相撲が何を目指し、またはどこへ行くのか。黄泉の国に居るであろう出羽ヶ嶽と斎藤茂吉に一首歌われないように、今日も俺は角界の動向に目を光らせるとしよう。








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27歳の備忘録

27歳になりました。生きも生きたりやね。Twitter・LINE等でお便りをくれた方々、本当にありがとうございます。



予想以上の反響で嬉しさ半分、こそばゆさ半分って感じです。でもナベツネが、終戦後すぐにシラミを熱湯にかけてぶち殺した位にはテンション上がってます。ナベツネの戦後政治を語るNHKドキュメンタリー面白すぎ。
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1年が365日だとして、27年で9855日とのこと。10000日まであと少しで東京オリンピックからもあと少し。そうなったらいいけどね。こんな世の中ではね。感染対策出来てるのはフェンシングくらいでしょ。でも、感染対策しきれてないから、お面付けながらフェイスガードも付けてフェンシングやるかもね。



27歳ってそりゃもう絶妙に微妙な年で、これから30歳になるまでは、それに悶えて、悩んではっちゃけたりする年になるんだろうか。社会人としては若輩も若輩だし、周りも結婚して来てそろそろパパになろうかという年齢。渋谷を闊歩する10代からは、どっからどう見てもおじさんである。



そんな微妙な年になった誕生日は、ポケットカウボーイが流れる中で、端でポンポコ踊るコジコジみたいに、頭をパラっと解放するしかないね。その横を黒いゴキブリがスーっと素通りして、これまたコジコジの半魚鳥の如く、家を走りまわっていたらもう10時である。もう27歳のかげがえのない1日をムダにしてしまった。
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そういう男の日記のような、備忘録のような、まぁ取り留めのない話です。



・渋滞



今年の夏休み、ふと思い立って1人旅を敢行することにしました。



元々ドライブも好きなこともあり、連休が続くとつい車を動かしたくなる。1人だけの車内って、何聞いたって良いし、二の腕が塞がれている故に、普段家ではやらないことをやれたりする。それが心の中に新しい風を送ってくれる。ラジオは家では全く聞かないけれど、車で聞くラジオって新しい発見することあるよね。「こんな良いのか」と目を丸くすることがけっこうある。



twitterに熱海の高台から見下ろした写真とか、撮影可能な美術館のブースで(シャッター音どうやって消すんだっけ・・・)とロダンの「考える人」状態になりながら、荘厳な屏風をカメラに収めたりした。ついでに勢いも勢いで、事前に予約も取らずにハトヤホテルに突撃したり、断られたり、ラジバンダリ。行き当たりばっかりな旅が出来るのが、1人旅の最大の長所。
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ハトヤホテルは無理だったけれど、支店??的なサンハトヤには無事に泊まることが出来て、一泊したのち帰路の途につく、ご時世で旅行者が減っていたといっても、よもやお盆で道路がガラガラという訳もなく、帰り道は悪魔の一車線通路に進路を塞がれ立ち往生。完全に渋滞にはまった。



夕暮れで太陽が西に沈むのを半身で受けながら、流石に新鮮味がなくなったラジオを聞く。太陽が沈んで辺りに闇が姿を現していても、一向に先に進む気配がない。



ふつふつと着実にイライラしてきた。1時間で1kmも進んでいない。そんなのは勉強だけで沢山なんだから。交通機関は60kmで走ってナンボなのよ。夜遅くなればなるほど、家でゆっくりする時間も短くなる。そんな思いが、車をブレーキ→クリープ現象による、惰性からなる前進へと駆り立てる。



「いやぁ、だいぶ奇跡だなぁ」と思ってしまった。この何キロに渡る渋滞を構築している延べ数万の車が、「あぁもう!!!!!!!!!!!!!!」とヤケになってアクセルを踏みしめないという事実がものすごい。こんな巨きな共同作業が、日本のありとあらゆる所で、日常茶飯事に起こっていることもエゲつないね。



キャンピングカーをこのためだけに買って、この一車線の道路を爆走したらどれほど気持ちいいだろう。クレイジータクシーみたいに、人轢きまくりながら、時には海で待っているお客さんも乗せられたら楽しいのに。楽しくはないか。



みんな鉄の心でもって、家族と己が命を心許ない薄氷な環境の上で守っている。心の温暖化が起こったら、シロクマが海に吸い込まれてしまうよ。心の温暖化って家族愛っぽい響きなのにね。



100年後に、空飛ぶクルマが発明されて、22世紀の人が渋滞の映像を見て笑ってくれるのが、1番良いんだろうなぁ。





・時の試練



つい最近だったか、外山滋比古さんという方が亡くなったらしい。日本を代表する文学者の1人のようで「思考の整理学」という本が、40年前の本だというのに、東大生・京大生のなかで、最も読まれている本だという超ロングセラーな本だという。



この本を、10年前の確か塾の国語の先生が、「この人の文が最も出題されている」と雑談で言い広めていたのを、何となく覚えていて、本屋をそぞろ歩きしたついでにと、半年前に買った本なのだが、これがかなり面白い。



小説とか哲学書とも違うし、ポエムとかエッセイとかそういう類いでもないし、ビジネス書のような説教臭い本でもない。生き方の指南をしているのが話の大筋なんだけど、筆致がかなり柔らかくて、何となく作者の考えに言いくるまれてしまう。「忘れることが大事」「アイデアを発酵させる」とか、一見意味分からないこと言っているけど、一読したら、たぶんうんうん言っていると思う。



その本で最も好きな段落があったので、ここに書き記していこうと思う。p122から始まる「時の試練」という段落。



まず、この段落だけ作者が妙に鼻息が荒いというか、筆致に謎の勢いを感じることができる。その内容は、島田清次郎という、大正時代を駆け抜けた天才作家がいたけれども、数十年もの年月の経過のうちに、それを語り継ぐものが居なくなったというもの。逆に現代小説の権化、夏目漱石の小説は、当時あまり受け入れられてなかったらしい。



日本を代表する国文学者の作者が、「まさに天才」と称した伝説の小説家、島田清次郎。そんな人を小耳に挟んだことがないので、ちょっくら調べることにした。すると13歳にして「自分の天才が世に認められない」という理由で自殺未遂をしていた。早すぎた中二病である。



それに加えて、文壇の仲間入り後に数々の乱痴気騒ぎを起こし、精神病棟に放り込まれたり、そりゃもう大正の人々から豪快に敬遠されてしまう。そもそも「時の試練」以前の話だとも思ってしまうが、かなり読んでみたくなった。古書は匂いが大嫌いなので、新書か電子書籍で要チェックや。*1


ついでに、この作者を薦めていた塾の国語の先生もちょっと調べてみた。他の塾の女教師との不倫スキャンダルで、見知らぬ所でボコボコ叩かれていた。



時の試練も、性の試練も一筋縄ではないようだ。




・なんのためにやってんだ



「なんのために勉強するのか」こういう哲学的な質問が、無垢な子供から後を絶たない。10年前には俺も事あるごとに言っていた。親はそれを聞く度、親の顔には辟易と漢字で書かれているような顔をしていた。



正直、未だに何で勉強しなければならないのか、まだよく分からない。特に英語の勉強なんか一生分かることは無いんじゃないか。現代芸術ぐらい分からない。



日本が占領されない限り、そんなに必要ないもんね。占領される可能性は、実は意外と現実味があるけど、その為だけに英語を覚えさせるのは、流石に消極的過ぎる。て言うか、占領されること考えたら、英語じゃなくて中国語だしロシア語だろ。



今生まれた子供は、おそらくもっと必要なくなる。たぶん、スマホの翻訳機能が成長する方が早いと思うから。100歩譲っても、別に通訳を連れて行けば良いだけの話だと思っている。



ある意味英語というのは"防災ずきん"みたいなものなのかもしれない。ZOZOの前澤さんも英語喋られないと言っているし「英語が好き」という理由以外であまりしない方がいいと思っている。英語が出来る→お金が稼げる という図式は、意外と当てはまらない。



勉強が何故出来た方が良いのかというのも、勉強できた方が、いじめられるリスクが減るからとか、恋愛が上手くいきやすいとか、そんな目先の利益しかないような、そんな気がする。



勉強して、誰もが羨む超有名企業に入ったとしても、働くだけでも大変なのにそこから残業、休日出勤も入る。週休2日だとしても、サラリーマン活動の疲れを癒やすのに大半を費やす。未だに広告代理店は午前様にもなっているし、ついでに結婚したら、家の中に居場所も無くなるかもしれない。別居婚のほうが、実は人間の性質的に理にかなっているとさえ思ってしまう。



人生何が正しいのか、生きれば生きるほどよく分からなくなるよね。そもそも、勉強が本当に必要だったら、部活動で時間を割かれている時間こそが本当の無駄じゃん。それを無くすべきだと思うよね。



でも体育会系の方が社会で使えると評価されるから、もう勉強って何なんだろうって感じ。部活動もしてそのあと勉強も出来る人って、それはもうスーパーマンだから、そんな人と張り合わない方がいいよ。「人生は長いから持たないよ」って言いたいな。



話は変わるが、俺にはかなりの秀才ないとこがいる。その子の学校生活は、普通にやれば学年1番になれるというのに、わざと何問か間違えて、学校で狙われないように暮らすしていたらしい。リアル吉良吉影のような生活をしていた。



高校は県内有数の進学校に入学して、特進クラスに入り、国の最高学府を目指すという、ドラゴン桜の実写版みたいになってた。言い方をまどろっこしく言ってるだけで、中身はただキャストが変わっただけのドラゴン桜です。



そこで勉強したというのに、今いとこに勉強のことを聞くと「二度としない」と返ってくる。こんなに勉強したというのに、あれだけ青春をかけたというのに、勉強が嫌いになっていて、こんなに残酷なことはない。



そういう話を聞くと「悲しいなぁ・・・悲しいなぁ・・・」とドラクエ8ドルマゲスみたいなテンションになってしまう。そういういとこにはハムスターのトーポでも送って心を癒やしてもらおう。中身は主人公の親父だが。
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これは別に勉強に限った話だけではなくて、あらゆる面で同じ状況に出くわすことがある。大学時代に後輩から言われた「スーモさんは野球をやったことがないから好きなんですよ」という意味をもっと真剣に考えなければならない。野球ファンの界隈に入れば分かる。野球部出身者がいかに少ないか。特に強豪校出身者は更に狭まってくる。



昨今は子供の野球離れ・野球人口の減少が囁かれて久しい。そんな中有識者が「もっと野球人口を増やせ」と鼻息荒く唱えている。でも、俺は別にそうなって欲しいとは思わない。



人口が増えたら、それに伴い人材を大事に扱うことが少なくなる。スタメンを取れない「負け組」も多くなる。いくら人口が多くなっても、野球のスタメンが9人より多くなることはない。



別にベンチを温めている子供たちが「負け組」だとは、夢にも思っちゃいない。けど、このシチュエーションで心がひねくれる人の方が、圧倒的に多数であることは否めない。野球人口の増加<野球を面白いと感じる人 を多くすることが最も大事。これは全てにおいてそう。



俺は趣味として「お笑い」をやっている。まぁ下手の横好きだ。ちょっと趣味の域を超えるかもという位でやっている。M-1の一回戦を通っただけで、たぶん宙を舞うくらい喜んじゃうだろう。ブログだってそうだし、ネットラジオも始めた。趣味でお笑いやってますって、まだ声を大にして言えない。恥ずかしすぎる。



でも、そのお笑いが嫌いになることはないだろう。おそらく生涯の趣味として、今後の人生を野球と相撲と共に支えていくことになるだろう。



勝ち負けで打ち込んでいる事柄を計らない。そういう時代になっていったらいいな。















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真夏にクーラー 冬用のふとん

今週のお題「暑すぎる」】

 

 

こういうブログを書いている人なら知っているけど、ブログの母体から定期的にこんな感じのお題が送られてくる。大概は時事的なお題なので、いつも上記に記したお題のような、「うわぁ危なげがないなぁ」ってなお題がくる。決して、野球の入り組んだ指標を使いそうな雰囲気はしない。

 

 

 

前回のような、データ量の多いお題ばかりでは、毎回自宅の本棚をちらかして、後片付けが大変になってしまうので、たまにはこうしてお題にそってブログを書いてみようと思う。けれども、散らかった部屋をみて怒ってくれる異性も欲しいものだ。年中彼女募集中です。ラップみたいだな。R-指定がどこかでこんなリリック紡いでいないかな。

 

 

 

いやぁ今年はまた格段に暑い。しかし、ここ去年・一昨年よりはましなんじゃないか。何故なら、梅雨があまりにも長すぎた。7月下旬まで梅雨が続いていたこと、覚えている人何人いますかね???「あたしゃあ忘れていませんよ!!!!」とちゃんと浅香光代のテンションで言わせて頂きます。

 

 

 

ミッチー・サッチー騒動もこれくらいアツかったなぁという思い出話はさておいて、こういう文章書いている時も、しっかり2台クーラーを回しているので、今年の暑さはやっぱりつらい。クーラーのタイマーも付けずに寝るのも、もはや当たり前になってしまいましたね。

 

 

 

1人暮らしという気楽すぎる環境で、時にやりたい放題が過ぎることがままあって、部屋が冷え過ぎて、冬用の掛け布団かぶって凍えていますね。ものすごいエネルギーのムダですよね。しかし、そのムダこそが1人暮らしの特権です。誰にもなんの文句を言われない。ほんのちょっと光熱費に跳ね返ってくるだけ。

 

 

 

俺だけかもしれないけども、冬の寒い室内で、掛け布団にくるまる寝方が良すぎるというか、これが本当に気持ちよくてやめられないんですよね。実家の場合、したくても母親が大概寒がってしまうので、こんなことは出来なかったですけども。って言うか、女性ってなんでこんなに冷房が弱いんだろうか・・・???今考えたら、極地とか登山家というカテゴリーで、女性ってほとんど見たことがない気がする。

 

 

 

あと、帰った後に家の冷房がガンガン効いてくると気持ちいいよね~~。蒸し暑いコンクリートジャングルから家一歩入ると、涼しげな冷気が入ってくる様がやめられないのよ。コンビニとか百貨店とかも入ると涼しかったけど、気持ち最近は効いていない気がする。あまりお店で、冷気が体にしみこんで来る感覚を味わえなくなった。やっぱり環境対策なのかな。

 

 

 

確かに、このまま環境が悪くなって、金星みたいな環境になっちゃったら困るもんね。平均気温約500度の環境に90気圧かかって、大気の96%が二酸化炭素みたいな世界に住みたくないもんね。高度50km~65kmの間なら人間が住めそうな気温になるみたいだけど、そんなことしてまで住みたかねーよ。

 

 

 

明らかに10代の時よりも、いまの方が暑いなぁという実感があるけども、この前見たNHKが誇る最強ドキュメンタリーである、映像の世紀で「東京オリンピック(1964年)の年もアホ暑くて、おまけにダムが足りなくて水不足だった」という紹介をされていたので、どうしても少し過去を美化していたのかもしれない。でも、コロナの現在もちゃんと辛いか。

 

 

 

改めて、何も異常がもし無かったら、この天気の中で東京オリンピックが開催されていたと思うと、暑すぎてその汗で寒気がしそうだ。シドニーとか南半球で開催されていたときって、夏開催してたら絶対真冬じゃんとか思っていたら、ちゃんと9月15日で「間」を取っていた。リオデジャネイロの時は7月開催で「寒すぎるじゃん」とツッコんでいたら、熱帯気候のため平均気温が22度らしい。

 

 

 

かつて、冷房をつけることなんて、オゾン層の破壊につながるとかどうとかで、できる限り利用を控えるような動きもあったというのに、今では中高年の熱中症対策として、冷房を付けることを奨励しているんだから、世の中の動きの速さというのを実感するし、常識なんて儚いものである。こんな風に一瞬で変わってしまうんだなぁ。

 

 

 

そして、今ではこうして冷房が効いた部屋で、シャツとパンイチで過ごしてしまっている。そのせいなのか、最近体がだるくなって、少し鼻水も出るようになった。やはり一晩冷房が効いた部屋で寝るのは、体にとって良くないらしい。

 

 

 

常識は変わるけど、自分の体は変わらない。それを身をもって知った夏でした。

あまり知られていない キモすぎる野球のシーズン成績をまとめてみた その2

お久しぶりです。スーモです。「スーモじゃねーよ」と毎回思っています。ちゃんと引っ越しの時、きちんとスーモから物件探しました。でも他の名前にするのも怖いよね。同じ事たぶんお股ニキもそう思ってます。

 

 

 

前回「あまり知られていない キモすぎる野球のシーズン成績をまとめてみた」という記事を書いたんですが、これがかなり評判が良かったらしく、View数もかなり伸びたんで、今回第2回も作ってみようかなと。これからも評判が良かったら続けていきます。

 

 

 

ファンタジア→ディスティニーのようなテイルズの分かりづら過ぎる重ね方ではなく、ちゃんと第2弾・第3弾と数字を増やすだけのおきに行くナンバリングに留めていきます。

 

 

 

「そんなキモすぎるシーズン成績があるか???」と思う人もいるかと思いましたが、もう大谷翔平が毎年のように"大キモ"シーズンを量産したりしてるので、これは野球ファンの感性が狂ってしまっただけです。なので、まだまだ当分続けられると思います。

 

 

 

ただ、それこそ大谷翔平のように毎年100年ぶりの記録を塗り替えていたのでは、全員心当たりもあるし意外性も無いので、みんなが知らない埋もれかけている記録をピックアップしようと思います。特にMLBの記録は埋もれやすいので、MLBの記録がこれから多くなるとは思いますが、なにとぞ容赦して下さい。

 

 

 

それでは、早速行ってみましょうか!!カーーーーウントダーーーーウン!!!!(深夜二時の3人組の帽子を後ろ向きに被っているガキが、めちゃくちゃ劇画なキメ顔で指を指しているの図)

 

 

 

1.宇野 勝 (1985年) .274 41HR 91打点

 

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プロ野球で何十年も語り継がれている記録がある。それと同じくコスりにコスられても、まだコスり足りない伝説の映像もある。図らずも、中日の名遊撃手とも言える宇野は、たった1つのエラーで伝説の選手になってしまった。

 

 

 

何でも無いフライを見事に取れず、ど頭にブチ当ててボールが転々と転がり、怒った星野監督がグローブを叩きつける図が、ヒカルのテキ屋の動画くらい流されてしまい、宇野は一転として”そういう人”というイメージが付きまとってしまった。ちなみにMLBでもフライを取り損ねて頭突きをした選手が居て、そのボールがスタンドに入ってしまう、キレイな”上位互換”なプレーを演出している。

 

 

 

しかし、そんな宇野は間違いなくプロ野球史上に残る名遊撃手と言って差し支えはないだろう。何せ「ショートとしての最多シーズンHR記録」と「日本プロ野球史上最多通算HR」を記録しており、ベストナインも3度選ばれている選手なのだから。

 

 

 

特に存在感を表したのは1985年のシーズン。この年の宇野は3・4番を谷澤・大島という2000安打コンビに託したことで、シーズンの大半を6番に据えられる事となり、自由なバッティングに徹することが出来た。この年の宇野はベストナインこそ高木豊に譲ったものの、HRが積み上がり、遂に遊撃手として初となる40HRを達成した。

 

 

 

しかし、その記録が日の目を見ることは無かった。この年つまり1985年はプロ野球史上に残る伝説の年。阪神タイガースが奇跡を起こし続け、ランディ・バース3冠王パリーグでも落合博満3冠王。あまりにも怪物的な成績を残した打者が多すぎた。掛布・岡田よりもHRでは数字を残しているだけに、もし阪神に居たら更に血の気の引く打線になっただろうし、ヤジが飛ぶ回数も多分多くなっただろう。

 

 

 

そもそも、ヘディングで名前を馳せてしまった為に、それにつられて守備も下手だと思われがちだが、「アレは中日のショートではトップクラス。ちゃらんぽらんに見えるけど、アレはうまい」と落合に絶賛された点を見逃すわけにはいかない。事実、落合中日時代に宇野は打撃コーチとして、長期に渡って中日を支え続けていた。落合のれっきとしたお気に入りである。"打撃コーチ"だけど。

 

 

 

改めて振り返ってみると、ヘディング事件は今見ても面白い。そもそも、ヘディングしたからとて、あんなにボールがあらぬ方向に飛ぶことがあるだろうか?冷静に見るとスーパーボールのようにボールが飛びまくっている。うずくまる宇野をスルーして星野しかピックアップしていないし、打ったバッターは本塁でアウトになっているのに、全く星野の怒りが収まる様子もなく、つくづく面白かわいそうな映像である。

 

 

 

しかし、見ている人にはしっかり認められていた。18年もの間プロ野球選手としてプレーし、落合の右腕として中日を支え続けた。それだけでもスゴい選手だと分かるだろう。今だからこそ再評価をする必要がある選手だ。

 

 

 

ただ、通算盗塁が78に対し、盗塁死が96というのは、きちんとアカンぞって感じである。。盗塁成功率は僅か.448しかなく、.700ないと盗塁する意味がないという業界において、明らかに低すぎる盗塁成功率だ。盗塁企図数100以上の選手のワースト成功率らしい。

 

 

 

中日 宇野の再評価が進むのはもう少し先かもしれない。しかし、いつ見ても面白い選手である。

 

 

 

2.デビット・オルティス (2016)

.315 38HR 127打点

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大きい、いや大きすぎる体。世界中の巨人が集う見本市と化したMLBにおいて、その中に混じってなお異常とも言えるデカ過ぎる体。というか人間というよりも熊じゃないか?といえるガタイ。

 

 

 

しかし、その体を野球の試合中にずっと見られるという訳ではない。というのも、彼は打席にしか立たないのだ。守備位置につくことは滅多に無い。おまけに走力は皆無に等しい。上半身の異常な大きさに比べて、なんだか気持ちスラッとした下半身を持つ。そこから産み出される走力に、あまり期待を持つことができない。

 

 

 

守る場所がない、誰よりも足が遅い。そんな選手だというのに、レッドソックスのファンからは「ビックパピ」と敬愛され相手から恐れられた。無論、その弱点を補って余りあるほど、打撃がスゴかったからだ。この大男はバット1つで、チャンピオンリングを指に3つもはめて、ボストンに凱旋することとなる。

 

 

 

そんな伝説のバットマンが最後に残した伝説が、2016年の打撃成績である。

 

 

 

「一流選手なら、キャリアハイでそういう数字残したことあるでしょ?」との声も聞こえると思うので、予め言っておきますが、この年のオルティスは引退年。別に若くして引退したわけでもなく、しっかり41歳まで現役を続けて引退した。つまりオルティスの40~41歳のシーズンである。

 

 

 

40代でこれ程の野球成績を残した選手が居ないわけではない。MLBテッド・ウィリアムズNPBの金本ないし門田が40代でも立派に活躍した。しかし、オルティスはそれに加えて打点王と、圧倒的な実力になにも未練を持たずに引退してしまったのだ。野球で横綱の引退をしてしまった選手である。

 

 

 

オルティスの代名詞の1つに「オルティスシフト」がある。ほとんどの打球がライト方向にしか飛ばないので、相手守備のほとんどが、センターラインから右側で守備をするという守備シフトである。そんな守備位置のため、3塁側にバントをしようものなら、ほぼ確実にセーフになってしまう。そんなギャグと紙一重なシフトである。

 

 

 

そんな極端なシフトの中で、オルティスはひたすら右方向に打球を飛ばし続けた。常に自分のストロングポイントを崩すことなく、時には快打が理不尽にも、シフトの網に引っ掛かりアウトになろうとも徹底した。

 

 

 

打点王と500HRを記録したスラッガーということで、かなり影に隠れているが、右方向にしか打球を飛ばさないというのに、打率.315はだいぶ高い。これで左方向にも打球を飛ばせてたら、夢の4割もひょっとしたらあったんじゃないかと、心を弾まずには居られない。勿論、足は誰よりも遅いので内野安打はほぼない。

 

 

 

ドミニカ共和国が輩出したスポーツの英雄と言っても、あながち誇張した表現ではない。だが、そんな偉人でも凶弾に倒れることもある。去年、旧友と飲んでいたら麻薬カルテルに狙撃されてしまうこともあった。

 

 

 

幸いにも命に別状はなかったものの、如何にドミニカが日本の常識と異なっているか。まさかオルティスを通じて知ることになろうとは。治安が良いというだけでハッピーだということである。ビックパピだけに。(激寒)

 

 

 

3. 川上哲治 (1951)

.377 15HR 81打点

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アメリカのバットマンの次は、日本のバットマンを紹介しなければと思い、満を持して3人目。紹介するのが「打撃の神様」こと川上哲治バットマンの枠組みを通り越して、神様まで行ってしまうけど、その川上が神の域に限りなく近づいた年がある。

 

 

 

長嶋茂雄の前に栄光の巨人軍の主軸を張った男であり、監督としてもV9を成し遂げた野球界の偉人ではあるが、戦前~戦後間もない時の選手のため、殆どの野球ファンが、野球の神様がグラウンドに遺した伝記を知らない。

 

 

 

そんな重鎮の語り継がれて居ない伝説のシーズンが1951年のシーズンである。

 

 

 

1950年のラビットボール使用が織り成す、世紀の打高シーズンから一転、禁止となった51年は打者にとっては苦戦のシーズンになった。あの読売ジャイアンツを除いては。

 

 

 

チーム打率.291という太古のマシンガン打線を形成。戦争経験者である川上の前でマシンガンを使うのは禁句かもしれないが、そのチーム打率を爆上げさせていたのは、川上をおいて他には居ない。

 

 

 

開幕オーダーには外れて、出鼻を挫かれたものの、それを感じさせないほど圧倒的に打ちまくった。「ラビットボール何のその」と安打を打ちまくる様は流石神様。結局、ラビットボールで記録した前年の.313を、遥かに越える打率を残したが、今回紹介したいのは打率ではなく、打撃内容である。

 

 

 

打率だって.377と、そりゃもう異常な数値なのだが、三振数がわずかに6つ。97試合としっかり相当数試合に出ての6である。1ヶ月におよそ1個しか三振をしなかった。にもかかわらずHR数は15本である。HR数の半分も三振していない。

 

 

 

普通なら、四球数>三振数でも充分過ぎるほど素晴らしい成績なのだが、川上はしっかり48も選んでいるので、この杓子定規では打撃の神様を計ることはできない。HR>三振数という数段階上の指標でやっと分かることが出来る。

 

 

 

ただ、打撃の神様にも弱点があったりする。1つは、1塁守備が拙すぎて守備範囲が非常に狭く、エラーの日本記録を作ったりしているところ。もう1つは、晩年は弾丸ライナーを打つことができず、ポテンヒットばかりだったことから「テキサスの哲」と揶揄されていた時期もあったということ。

 

 

 

野球選手が野次に晒されるのは、今も昔も大して変わらないらしい。

 

 

 

4.ジェイク・マギー (2014年)

防御率1.89 71.1イニング 奪三振率11.36

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野球の歴史に欠かせない存在と言えば、規格外のスラッガーであり、スピード違反の剛速球を投げる投手達である。NPBでは千賀や藤川・MLBではノーラン・ライアンやチャップマンなどが頭に浮かぶ

 

 

 

しかし、有名ではないものの、”速球派”という言葉に最も相応しいのは、実はチャップマンではなく、ジェイク・マギーなのかもしれない。

 

 

 

この投手を知っている人はほぼ居ないだろうし、もし知っていたら、それはかなりのMLB好きと言えるのではないだろうか。何せ中継ぎ投手で、今までのキャリアはレイズ・ロッキーズと、日本人選手に馴染みがないチームを転々としているからである。

 

 

 

しかし、2014年に全く注目されていないが、恐るべき成績を残した。防御率が1点台の奪三振率も10を超えて、晴れてMLBの一流選手の仲間入りを果たした。

 

 

 

「いやいや、これくらいの成績なら毎年だれかしら残してるだろ」と言う野球ファン。もっともである。もっとも過ぎる。それこそ以前紹介した2013年の上原の成績に比べたら、全くたいしたことがなさ過ぎる。

 

 

 

しかし、マギーの恐ろしさはそこではない。マギーのスゴさはこの年の投球比率にある。

 

 

 

まず、ストレートとカーブしか投げていない。ここまでなら他の中継ぎ投手だってそうなんだけど、その投球比率が、ストレート96%・カーブ4%なのだ。つまりほとんどストレートで防御率が1点台だったのだ。25球投げたら24球がストレートという、狂気の沙汰なリードの中でこれである。

 

 

 

この時代を代表する速球派の1人のキンブレルでも、この年はストレート73%・スライダー27%なのだから、その極端さが分かると思う。チャップマンもストレート69%・スライダー25%・チェンジアップ6%だ。数多の速球派な投手でも、ストレートは70%ほどしか放らない。

 

 

 

おまけにマギーは4%のカーブが弱すぎるのだ。4%しか投げないのに被打率が.500もあった。通用して無さ過ぎる。全くカーブが通用していないのだ。つまり「ほぼストレートしか投げられない」投手と言っていいのだ。

 

 

 

マンガ過ぎる選手である。「リアリティがない」というありきたりな批判も、リアルでそういうことが出来ている選手が居る時点で、そういうことを言うのは限りなくナンセンスである。ちなみにマギーは、他の年も大概これに似た投球比率である。そして年俸は去年が約9億円貰っている。速球だけで9億もらう。何とロマンに溢れた男なのだろうか。

 

 

 

ジェイク・マギーという存在は、MLBのスゴさと夢を感じさせる、今もっとも見て欲しい選手の1人と言って良いだろう。

 

 

 

 

 

以上で、今回の選手の紹介を終わりにしたいと思います。前回からちょっと期間が空いてしまいましたが、また定期的に更新していきますので、是非お時間があるときに閲覧して頂けると嬉しいです!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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シーユーアゲイン なにもあげん

 

 

 

 

 

寺門ジモン1000円一本釣り

長く苦しい梅雨が明け、コロナの渦中で盆を迎えた今日この頃。



こんな晴れた日に、ウチから引っ張り出したペーパーマリオRPGやるよりは、近所のスタバでコーヒーをすすぎながらブログでもやろうかと、いざ意気込んでのフリック入力。1文字目書く前に、グランデサイズのコーヒーを飲み干してしまう。スタバで水を飲む大失態。しかも自販機で買ったミネラルウォーターである。



元々こういう無駄なことをやってしまう性分なのだが、ここ最近は家にいる時間も長くなってしまうので、より無駄な激流が水車に流れている。昨日なんか自分がプレイしていないマリオパーティを見てしまった。何が面白かったんだろう?



そう言えば、また有料チャンネルを契約してしまった。フジテレビoneとtwoである。端的に言うと無駄遣いである。しかし、こういう無駄を私は愛しているし、これからも愛し続けるだろう。こういう無駄から来る、別角度からの知識がたまらないのよね。人生はたぶんこういうのの積み重ね。



ところで、フジテレビのサブチャンネルを見たことがあるだろうか?あまりCSを見たことが無い人は分からないかもしれないが、地上波とは全く違う”解き放たれた”フジテレビを垣間見ることが出来る。



ラーメンにパチンコ、野球に麻雀にゲームとあらゆる男の業を闇鍋に放り込んだような"最悪"という看板を背負った"最高"のチャンネルである。2チャンネルで1000円・nextも合わせると月額1500円で、1人暮らしのスーモにはかなりうってつけだ。逆に家族にこれほど相性の悪いチャンネルもない。ママが作ったおふくろの味を、「割れ目でポン」が全てを台無しにしてしまうからだ。



俺がチャンネルに登録したのは、ゲームセンターCXプロ野球ニュース・寺門ジモンの肉専門チャンネルという3本柱が目当てだ。これが俺のブルーアイズアルティメットドラゴン。漢字で書くと青眼究極龍・・・。5文字の漢字の上にずらりと並ぶ、17文字のふりがなが織り成す、驚異的なアンバランス。まるで勝負が佳境に入ったジェンガのよう。



あぁ俺の充実した1人暮らしデッキはここにある。NHKオンデマンドも加えたし、バラエティ・ドキュメンタリーとスキがない。



しかし、ゲームセンターCXは俺の中でyoutubeのゆっくり実況とパイを争い、プロ野球ニュースは、23時放送でそれまでにはしっかり寝てしまう毎日になってしまった。結局今というと寺門ジモンに1000円を割いているような状態である。



出演者が寺門ジモンのみで、通い詰めている肉関連の店を食べ歩く。そしてスタッフからの悪ふざけが行き過ぎて、たまにジモンが激怒する。そんなチャンネルなんだけど、それの尽くがいわゆる「本物」な店ばかりで笑ってしまう。



当たり前のように、A5の霜降り和牛が出てくるし、全てが芸術品のような霜の振り方をしている。キレイすぎる。そこんじょそこいらで見られる肉じゃない。たぶん叙々苑より良い店ばかり紹介しているんじゃないのかな。



そして、ほとんどの店が高すぎる。何らかの記念日以外では行けないような、そんな高級店が続く。そして、ほぼデートに使えない。男臭く、肉の味を重視しすぎて、ほとんど網の横の換気装置が付いて居ないからだ。おめかししていったら大変。女性の服がオシャカになるのが目に見えている。逆にパジャマで行った方が良いかもしれない。



そんなチャンネルを一体誰が見ているのか。そう思われるかも知れない。でも、スーモがしっかり見ているぞ。それをおかずにカルボナーラを食べているぞ。



そう言えば、寺門ジモンが薦めていた焼き肉屋に行ったことがある。「スタミナ苑」という、足立区鹿浜にある、焼き肉屋の象徴とも言える焼き肉屋だ。来店者には数多の有名人と小渕元総理が居る。店の中に入ったら、安倍総理の書も置いてあった。



何を食って良いのか、皆目想像も付かなかったので「オススメってありますか?」と聞いたら、「ピーマンとしいたけです」と返される焼き肉屋だった。焼き肉屋は頂点を極めると、肉を薦めてこないようだ。あとサラダをおかわりしてしまった。人生初だし、おそらく2度とないかもしれない。人生で最も旨いと断言できるサラダだった。



お会計は1人あたり1万円くらいで、かなり高いけど、ギリギリ我慢すれば行ける値段。これでも寺門ジモンの紹介するお店の中では安いほう。少し放っとくとすぐに銀座のお店を紹介するんだから。この人は。



そして、スーモの夏にまた新たな寺門ジモンが仲間入りした。DMMの電子書籍化された寺門ジモン本である。いつも通り最高な食通本である。地球の天気は絶えず変動するというのに、寺門ジモンの地軸がぶれることはない。寺門ジモンは最早地球なのかもしれない。



スーモのDMMは、寺門ジモンとR-18書籍で挟んだ最悪サンドイッチになってしまったが、この御時世ではこれがたぶん正解。自宅に居ても全く飽きることはない。むしろ誰よりもエネルギーを発散しているかもしれない。やっぱりええ格好しいでは多分生きづらいんだろうなぁ。



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こういう名台詞を毎回聞けるので、それだけでも一見の価値ありですよね。俺もごはん食べてCSでロケやってみたいなぁ。



ただ、とんかつ和幸で「実力がありすぎる」と思ってしまうから、そういうジャンルに向いてないのかもしれない。



今は健気にブログを書こうっと。












シーユーアゲイン なにもあげん<これも是非>
https://mochan9393.hatenablog.jp/entry/2019/06/04/002450



https://mochan9393.hatenablog.jp/entry/2019/07/01/231013

桜木花道にはバスケよりも大相撲をやって欲しいな

スラムダンクという"とんでもなく"面白いマンガがある。



"とんでもなく"だと思う。このマンガを語る上で、この表現をゆめゆめ忘れてはいけないと、勝手に肝に銘じている。「○○知らないのは人生の半分を損している」という使い古した気に触る常套句も、このマンガの為にあるんじゃないかと思えるくらい面白い。これは読んでみないと分かるまい。



スポーツを題材にしているマンガにも関わらず、女性が見ても同じく面白いと思わせる希有な物なのだ。スーモの母もハマって一通り見て、「三井が嫌い」と言ってた。母は悪いやつが改心して良いヤツになる話が嫌いなのだ。俺も三井が嫌いなタイプの人間。血は争えない。



だが、スラムダンクを読んだ人なら分かるが、このマンガは最初からバスケをやっている訳ではないし、そもそも主人公はバスケのドリブルすら知らない状態から連載が始まる。ドリブルはおろか、バスケットボールを鷲づかみしている桜木を、好意を寄せているゴリの妹ははちょっと引いている訳で、そんな脈がなさ過ぎる、報われもしない地獄絵図な所からスタートする。



そんな感じでスタートするものの、このマンガが本格的にバスケをする時は実は連載して1年後の事だったりする。本格的にバスケを始めるのは8巻くらいから始まる地区予選からで、それまでバスケ部に乱入して来たヤンキーとケンカしたり、何なら柔道を始めそうになってしまう。



2巻あたりで、柔道部の主将で青田という、何というか”残念なイケメンだなぁ”という素晴らしい脇役が登場する。高校1年生にして188cmという、桜木花道の立派過ぎるタッパに惚れ込み、悲願の全国制覇を成し遂げるべく、少しグダグダな柔道勧誘編が始まってしまう。ここを語るスラムダンクファンはまぁ居ない。



しかし、「柔道でもバスケでもない!!相撲をやってくれ!!!!!!」と声高に声を上げる人がいる。「相撲が大好きだから」という理由で安直に名前をつけてしまった男。スーモである。スーモって何なんだよ。


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エエ体格や これは要チェックや・・・!!!!

こういうペンネームの自問自答をしてしまうからには、このままオメオメと湘北の教室に帰るわけにもいかないのだ。「ここで負けるのはただの大バカ野郎だ…。」三井のあまり騒がれない、翔陽戦の名言が心をザワつかせる。



何故、桜木は相撲に向いているのか。柔道でもバスケじゃないのか。これはスラムダンクを何十周してもそう思ってしまう。何なら安西監督みたいに、高くて速すぎるジャンプを見て、涙流しながら髪をかきむしってしまう。



その理由を、相撲ファン歴二桁年のスーモがこれから親切懇意に語るので、読者の方々はまーた変な記事書いてるよーーーと思っているかも知れないけど、慈愛の心で付き合ってほしい。だってこれで50記事目よ???たまには良いじゃない。好き勝手書くのもさ。いつもそんな感じだけどサ。



桜木花道は何故相撲に向いているのか】



1.理想的な体格】

相撲という競技において、体格というのはめちゃくちゃ大事な要素である。というよりも、170cm以上ではないと通ることが出来ない新弟子検査という試験がある時点で、そりゃもうとんでもなく必要である。相撲知らない方々でもおそらく察しがつくだろう。168cmの宮城リョータなら、相撲はプレイすら出来ないのだ。シリコンを入れない限りは。



桜木花道の身長は初登場時で188cm、更に回を追っていくと189.2cmまで伸びてくる。これで高校一年生なのだから、まだ身長が伸びる可能性を秘めている。因みに白鵬が抜くまでの優勝最多記録32回を持つ、大横綱大鵬は187cmなので、もう大横綱より上背があったりする。



「それなら197cmあるキャプテンの赤木の方とか、202cmの魚住の方が良いんじゃないか?」という意見もあるかもしれないが、2m付近まで伸ばしてしまうと、また勝手が違ってくる。


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ゴリもデカイが、木暮も意外とデカいな



相撲という競技、昭和初期に来日した詩人ジャン・コクトー曰く「バランスの奇跡」と言われている。実際、手を付いたら負けという大きな特徴があるからこそ、力士はワザワザ片足をめちゃくちゃ上げて、重心をめちゃんこズラして尚且つ片足に負荷をかけ、それを下ろす動作を1日数百回やるわけで、そんな変な鍛錬、つまり四股を、他のスポーツで取り入れることはあまりないだろう。



そんな競技なのだから、重心は自ずと地面の近くにあればあるほど良い。体格が良ければ良い競技でもあるけれど、(※ただし足が短い方が尚良い)という裏の意味もあることに気付かなければならない。



従って、身長200cmもあると重心が高くなりすぎて、強いことには強いが、足下に難がある力士になりやすい。琴欧洲がそうだったように、得意な形にさえなれば、白鵬を土俵に這わせる圧倒的な膂力がありながら、安美錦豊ノ島などの業師に弱点を突かれ、幾度となく横転し、安定して白星を稼ぐことが出来なかった。



土俵が13尺→15尺に広がってから*1、100年近くで約40人横綱を輩出してきたが、横綱の平均身長は約183cmと言われている。そのうち、優勝回数1位白鵬が192cm・2位大鵬が187cmなのだから、180cm後半の体格を持つ桜木花道なら、ほぼベストな体格をしていると言えるだろう。



2.圧倒的な闘争心



「相撲はケンカだ」
日本に来て間もない小錦が、報道陣に言い放ったこの言葉が、神事の意味合いも持つ大相撲において、お偉いさん方の物議を醸し出したことがある。しかし、そうきれい事で言葉を繕っていても、相撲は間違いなくケンカ・・・というか、「格闘技」である。


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小錦の突っ張りはケンカを域を優に越える。


何故なら、ケンカなら真っ正面から頭でぶちかましなんかしない。そんな覚悟がキマっている凄腕ヤンキーは居ないだろう。ケンカだったらどんなにか楽だったろうか。大相撲の世界では、100kgの力士の張り手1発で、選手生命を脅かす怪我をしてしまう競技なのである。その力士はアマ時代は無敵で、かつて無いほどの大器になると見られていた。*2



乱暴な振る舞いを見せると、最も嫌われ協会と横審から注意を食らう競技ではあるが、それと反比例するが如く、頭から150kgの超巨体が高速・急角度でぶつかる競技を、闘争心なくしてやれる訳がないのである。



朝青龍はその角界における大いなる矛盾を突いた。「心優しくてこの競技をやってられるか」と相撲全体に牙を向いた。それ故に、様々な角度からの賛否両論があった。俺は「否」側だが、同情している部分もある。優しかったらあっという間に喰われる事が傍目から見ても分かるからだ。朝青龍はそれを最も自覚していたのかもしれない。



桜木はその点においても全く心配ない。それは廃部を懸けた三井との乱闘で立証済みである。(正確には三井と闘っても居ないが)なにせ、モップの金属の部分でぶん殴られ血だらけになっても、意に介せず仁王立ちしているのだから。


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モップで殴られてもビクともしないタフさ                    要チェックや・・・!!!!!!


バスケの試合でも、花道よりも大柄な相手とのマッチアップの場所取りに耐え、全てかいくぐりリバウンドを取りまくる。作品終盤で、最高到達点の高さ、そして最高到達点までの速さ。これは相撲における、立合いに不可欠な一瞬の瞬発力につながる。「相撲は立合いで8割決まる」と俗に言われている。桜木の身体能力は実に相撲に向いているのである。



ただ、高校時代の武勇伝では桜木は負けている。元大関千代大海の武勇伝はこんなものではない。この動画を見ると実感できると思う。事実はマンガより奇なりである。

元ヤン佐ノ山親方(元千代大海) の懺悔したいエピソード



3.天衣無縫なパワー



マンガの中では、桜木は初心者という圧倒的な不利がありながらも、リバウンドに集中することで活路を見いだし、湘北の不可欠な戦力となるが、その試合内容がこれまたスゴい。



桜木のリバウンドで流れを取られたと思われた相手チームは、桜木にチームのキャプテンや、とんでもない超巨漢が相手になるシーンがある。前者は海南大付属の牧・後者は山王工業の河田美紀夫である。



特に河田美紀夫は、身長210cm・体重130kgという超ド級の体格を有しており、ジャイアント馬場(209cm)よりも大きい。力士の世界でもこれより大きな力士は、戦後間もない頃の関脇、不動岩をおいて他にいない。まぁ居るんだけども。不動岩は213cmである。これで関脇なのも恐ろしいところではあるけども。


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173cmの横綱照國と、213cmの不動岩の対戦。勝負は照國の圧勝でした



それに対して桜木は、序盤こそ圧倒されるものの、河田がリング下からのシュートしか手持ちの武器がないことに気づき、まずは技術で圧倒。それからは、最大の武器であるパワーにも慣れ、河田を全てにおいて圧倒する。そしてベンチへと追いやっていった。



これはもう相撲においてうってつけの素材である。巨漢の場所取りにも怯まない度胸もさることながら、130kgの力士の、違ったバスケ選手の圧力にも屈していない。130kgと言えば千代の富士*3よりも重い数字。千代の富士が軽量な力士だったことを鑑みてもこれはスゴい。



まぁ、18歳で千代の富士に勝ってしまう貴乃花というマンガを越えた存在は置いとくとして、そのシーンを見たらバスケよりも相撲の方が良いのではないかと思ってしまう。



「柔道じゃメシは食えないよ」という言葉がある。これは昔よく使われていた親方の新弟子に対する口説き文句の1つで、意味はそのまんま「柔道で金持ちにはなれない」ことを指している。それと同じで「BJリーグではメシは食えないよ」と密かに思っている。絶対公言しちゃいけないけど。



そりゃそれで生活している人も居るし、それを成し遂げているバスケ選手は、紛れもないスーパーマンだと思う。けれども、相撲の様に幕内力士にウン千万の給料と懸賞金を貰えているようには見えない。まだまだバスケ選手は、NBAプレーヤーにならない限り、圧倒的な身体能力に対する対価を、正当に貰えていない気がする。



NBAプレーヤーになるのは流川と八村塁に任せるとして、日本の国技は桜木に任せちゃいましょう。流川には上背はあっても膂力は無いから、アメリカでSGとして頑張ってもらいましょう。桜木は貴乃花稀勢の里の後継者として、「令和の怪物」になってもらいましょう。そして「親方・花道」をジャンプで新連載させましょう。



4.どんな力士になる???



さぁもう桜木は無事に角界のトビラを開けたとして、これからは入門してからの桜木花道、いや桜木山(さくらぎやま)がどんな力士になるか考えてみよう。あっ桜木鵬(おうぎほう)かもしれないな四股名



でも、入門してからの桜木の態度は簡単に想像できる。めちゃめちゃ文句を言いながら、ブツブツと鉄砲柱に向かって鉄砲を打っているだろう。そして四股をそれぞれ500~1000回するだろう。相撲では絶対に必要な練習を、ゴリより10倍は怖い親方に強制的にやらされるだろう。ずっと白髪鬼の怖さなのが、親方として当たり前だろうから。


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聞こえんのか? あ?


桜木は流石に相撲経験が無いので、ちびっこ相撲や相撲部上がりの新弟子に対しては技術では負けてしまうだろう。ましてや、角界の頂点に居座る、キャリアを積んだ百戦錬磨な猛者たちには敵うわけがない。



おそらく、天性の瞬発力とパワーを生かすために、押しに特化した力士に育てると思うなぁ。立合いは判を押したかのように、両手を突き出すもろ手突きから始めて、一気に出て行く相撲を極めて、もし押し切れなかったら、これまた天性の勘でいなしたりはたいたりするんだろうなぁ。阿炎の相撲に似ているから、相撲が好きになって、食い入るように寺尾とか千代大海の相撲見て研究して・・・・・・・・



これ以上妄想にふけると現実に戻れなくなってしまうので、ちょっと不本意だけど正気に戻りました。こんなことばっかり考えてたなぁ昔からなぁ。でも、チェンソーマンの作者の妄想エピソード*4にはちょっとびっくりしたなぁ。俺もそんなまともではないとは思ってたけども。



5.結論・まとめ



収拾がつかなくなるので、ここいらで一区切りつけましょう。興奮してるのはこちら側だけかもしれない。うーんもっとみんなに相撲を見て欲しいけども。



桜木はおそらく、角界に進めば大関に昇進できる。しかも22~25歳で昇進できる力士になれると思う。めちゃくちゃエリート。10年に1度くらいしか出ない力士になれる。おそらく、バスケをやっている時よりも目立てるし、「そんなモテる!?!?」ってな具合でモテているので、本当にピッタリな職業よね。



女将さんを見ると尽く美人ですから。晴子ちゃんが多分霞んでしまう。美貌だけで判断するのは、1番やっちゃいけないけれど。それを
踏まえても、最終巻の晴子ちゃん変にブサイクになりますから。山王に勝って泣いてしまう所、ちょっとどうしたの???って感じですよね。



桜木は大関にはおそらく進めると思っている。でも横綱ともなると話は別で、白鵬曰く、横綱になれるかなれないかは「天命」とも言っている。それほど横綱は高いハードルだし、今見ても琴光喜なり魁皇横綱になれなかったのか悩んでしまう。自分で勝手に。今の大関も天才が名を連ねている。それこそ花道みたいな人が現実に並んでいる。



そして、その上に白鵬というマンガが具現化した存在が居る。貴乃花が22回の優勝回数の所を白鵬は44回もしている。「ダブルスコアのどこが大健闘なんですか」という赤木の名言が大暴言になってしまう。しかもそれが現役なのだから恐れ入る。



力士としての才能は確実にある。そして確実に出世する。怪我にも強いし、性格も相撲向き。しかし、最高位の横綱になれるのかは分からない。そして何より赤髪のまま土俵に上がることが許されるわけがない。個性が明らかに半減してしまう。ましてや、"角界デニス・ロッドマン"と異名を付けられたら、「横綱の品格」に問われてしまう。というよりも、もう朝青龍がやってしまっている。



・・・・・・・・・・・・



桜木花道は、バスケットをそのままやるべきなのかもしれない。



何故なら、バスケットマンなのだから。












シーユーアゲイン なにもあげん






<これも是非>
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*1:実は昭和初期に土俵の大きさが変わっている

*2:アマ時代無敵を誇っていた久島海がそれである。旭道山の張り手を受け、脳振盪を起こし膝から崩れ落ちた際に、両膝の靱帯を損傷。以後その古傷が引退するまで久島海に付きまとった。

*3:現役時はおよそ126kg

*4:幼いころからよく絵を描いていた[3]。中学生のころ、頭の中で雑誌を作り、面白くない作品は打ち切って定期的に入れ替えつつ、自分で考えた漫画を7本くらい同時連載していた。wikipediaより抜粋

オフシーズンに獲得した新外国人の2020年を占う その2

お久しぶりです。スーモです。プロ野球が遂に開幕しましたね!予定通り開催できてるし、ソフトバンクのペッパー君も元気そうで何よりですね!



その一方でMLBは全く開催する気配がなく、コミッショナー選手会が相変わらずいがみ合ってて、全くファンの目線に立ってないですよね。「そういうところだぞ」ってクーパーズタウンで愚痴りたいですね。モニュメントのベーブ・ルースがしかめっ面してそう。



何はともあれ、NPBが無事開幕したということでね、何か俺に出来ることがあるというのなら、やはり新外国人の解説ですよ。前回のこの記事でも少なからず反響があったみたいで、書いて何よりです。しかし、書いてしまった以上、アダム・ジョーンズの状態が上がらないのが不安で不安で仕方ないです。



そんな訳で、早速新外国人の解説第2弾に行ってみましょうか!



1.タイラー・オースティン
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今年獲得した中でも、最も成功する確率が高いと言えるのが、Deが獲得した長距離砲のオースティン。実際にOP戦でも存在感を発揮し、オースティン ロペス 佐野の2・3・4番が組めそうでかなり楽しみ。



MLB時代のオースティンは、デビューの仕方がMLB史上屈指の華やかさで、ジャッジと同日にデビューし、その試合でアベックHRを放った。これはMLB史上初めての出来事らしい。MLBは1876年から続いているので、”MLB史上”という言葉は想像以上に重い。日本で1876年というと、西郷隆盛西南戦争でドンパチかましている位の昔だ。



しかし、そのあとが運命のイタズラと言うべきか。ジャッジはその翌年に大ブレイクし、ルーキーシーズンに52HR放り込み、一気にメジャーリーグの象徴としてヤンキースの屋台骨を支えているのに対して、オースティンには、もう一つのMLBが顔をのぞかせていた。



オースティンの守備位置は1塁。ただでさえ、打撃偏重の守備位置でルーキーとして生き残るには厳しいポジションだ。当然ヤンキースときたら1塁の競争が厳しくない訳がない。当然ライバルが居る。その男はグレッグ・バードという打撃の天才で、球団はバードを残し、オースティンを放出することにした。



「競争に敗れた」というより「バードの才能に賭けた」球団の方針に振り回されながら、オースティンは様々な球団を渡り歩くこととなる。ジャイアンツ・ツインズでも、チャンスが無いということは無かったが、かといって恵まれているとも言えなかった。途中出場・途中交代が常で、MLB定着できず日本球界に流れ着いた。ちなみに、バードは怪我をし過ぎて、こちらも定着できずレンジャースに拾われていた。



【どんな選手???】
ヤンキースの未来を背負う」という評価をマイナー時代に貰っておりマイナーリーグのオールスターに出場していた経歴も持つ。パワーという面では全く問題はない。守備位置も、MLBではほぼ外野は守っていないが、ライトで1000イニング以上守っているようなので、少なくとも破綻はしていないだろう。



今年日本に来た助っ人選手の中でも、最も面白い存在と言って良い。アダム・ジョーンズのように名選手という訳ではなかったが、1つ未来が違えば、通算で3桁のHR数と4桁のヒットを積み重ねられたと思っている。実際に、2019年のHR性の打球速度を示す指標「バレル」では、ナ・リーグHR王のアロンソよりも良い数値を叩きだしている。



とにかくMLB時代は、「巡り合わせが悪く、チャンスを十分に貰えなかった」といえる選手。日本でその分アーチを描いて欲しい。



【総合評価】S 【成功確率】90%



2.アルシデス・エスコバー
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メジャーリーグのショートといえば花形だ。誰もがやれるポジションじゃない。そんなことは素人でも分かる。事実、ながら見でみたであろうメジャーリーガーの好プレー集でも、とても日本人では出来ないようなプレーが飛んでくる。



その中でも歴戦の強者と言える選手が来日した。元ロイヤルズで長年遊撃手として活躍したアルシデス・エスコバー



パーラの影に隠れがちだが、彼もれっきとした世界一経験者。2014年には青木とチームメイトで、ア・リーグにロイヤルズ「機動破壊」の中心メンバーの1人になった。DHのバトラー以外、全員足の速い選手を揃え、MLBに走力の重要性を再確認させた。その代わりに、バトラーはMLB 1 遅い野球選手ではあったが。



ヤクルトという所が、またロイヤルズの選手らしいなと勝手に自分で微笑んでいるのはさておいて、エスコバーはジョーンズに次ぐれっきとしたメジャーリーガーで、なおかつパーラと同じく世界一も経験している選手。通算安打も1367安打と、経歴も確実にフロックではない。



【どんな選手???】
前述した通り、MLBの遊撃を長年務めていたという、宝塚で男役でした~みたいな、誰もが羨む花形な経歴はあるものの、エスコバーはジョーンズに輪を掛けてボールを選べない選手でもある。出塁率.300以上のシーズンですら2回という、俗に言うフリースインガー。150安打以上なら5回も記録している選手が、ことボールを選ぶことに関してはマイナーリーガーなのである。



それに加えて、加齢による盗塁能力の低下もあり、30盗塁(12・14年)できていたものも、ここ数年は1桁の盗塁数に落ち込んでいる。元々パワー面ではあまり期待できない選手だったものもあり、エスコバーの価値が低下。その為、2019年は3A暮らしを強いられている。



守備面は、長年MLBの強豪チームの遊撃手を張っていることもあり、確実にNPBのレベルには居ないだろうし、ゴールドグラブを獲得している実力者。ではあるが、派手な守備とは裏腹に、守備指標は年々下降傾向を示しており、守備範囲という面では少し不安が残る。しかし、そもそもヤクルトに正遊撃手が固定できていないので、確実にグレードアップになる。



エスコバーの特徴として、耐久性がものごっつく高い。これはアダム・ジョーンズと同様で、故障離脱という最悪のパターンを免れやすい。加えて、ジョーンズは4.5億×2年という高金額の契約に対し、エスコバーの年俸は8800万円の単年契約。外国人選手としては破格の低リスク契約である。



低リスクでありながら、廣岡などの若手内野手の手本になる可能性も秘めている高リターンもありえる選手。成績もさることながら、若手のMLB流のお手本になることを期待できる。むしろ、ヤクルトがエスコバーに期待しているのはそこなんじゃないか?というような補強。



何はともあれ、HR数は期待できないが、2割後半の打率と7~10HRあたりを期待できる選手。決してスラッガータイプではないので、打撃成績よりも、何回ファインプレーが出来たかを期待して欲しい。そんな選手です。しかし、嫌みに聞こえるかもだが、このことも頭に入れて欲しい。



MLBエスコバーよりも上手いショートは数え切れない位いる。



【総合評価】B+ 【成功確率】70%



3.マット・ムーア
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NPBの有望株と言われて、頭の中に思い浮かぶファンは、まぁ一定数いるとは思うが、MLBの有望株が頭の中に何人も浮かぶとなると、それは、控えめに言ってド変態だろう。もうイってしまっていると思う人も居るんじゃないか。特に10年前の有望株を思い浮かべていたら、ちょっと引いてしまうだろう。



それこそ10年前の有望株と言ったら、今のメジャーリーグの顔の2人、マイク・トラウトブライス・ハーパーが名を連ねており、その他にも蒼々たる顔ぶれが並んでいた。かなりの確率でMLBで旋風を巻き起こし、その名前を知らなかったら「ニワカじゃね?」とファンに思われること必死なのである。何とハードルが高いことか。



そして、トラウトないしハーパーが野手の顔になると思われていた環境において、投手の顔になると思われていたのが、マット・ムーアと言って差し支えないだろう。ソフトバンクに入団した左腕である。



【どんな選手???】
MLBでデビューした時は、常時150kmをたたき出すMLBでも希少な大型左腕であり、アップサイド つまりのびしろが大きい左腕として将来を期待されていたり、首脳陣が頭をかかえてしまうような試合も作っていた。何というか、「アメリカ版の菊池雄星」といった立ち位置だった。



これは決して誇張でもなんでもない。それはこの写真を見れば分かるはずだ。実際、マイナーとはいえ22歳の投手が奪三振200を優に超えるのは、そう見ることが出来ない光景なのだ。



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2011年の有望株ランキング ムーアはトラウト・ハーパーに次ぐ第3位にランクイン 将来のレイズを背負って立つ人材と考えられていた



代表的なのが2013年シーズン。この年のムーアは17勝4敗と完璧にエースの勝敗だったにも関わらず、イニング数は150 1/3と200イニングはおろか、規定投球回*1にも達しなかった。レッドソックスの松坂とほぼ同じような状態である。あの時の尻ぬぐいは岡島だったが、ムーアはロドニーが尻ぬぐいしていた。そしてロドニーが更に散らかしていた。



これと翌年のTJ手術を機に、2016年ごろから技巧派投手にモデルチェンジ。それを境にMLBファンからの関心もあまり得られなくなってしまった。ムーアもまた苦闘していた。技巧派となりながらも、懸念されていたノーコンが直らないのだ。



所々好投することはあるけれども、それが1年中続くということは如何に難しいことか。キャリアを重ねるごとに、土間の隅に追いやられるホコリが如く追いやられてしまう。不運なことに19年は先発2試合目で膝に打球が直撃して、そのまま手術でシーズンエンドというこれ以上無い消化不良なシーズンを送った。



そこをソフトバンクが突いた訳で、本来ならジョーンズと共にNPBに来る人材では無かったが、近年のマイコラスらの活躍もあり、NPB行きの負のイメージが無くなっている。「都落ち」が「ニュータウンに引っ越し」位の軽さにはなったかもしれない。



既にシーズンも10試合ほど消化した状態で、OP戦からだと3ヶ月以上経過しているが、これはかなり良い。




2020/03/04 20年ホークス新入団 M・ムーア 2回2/3を無失点に抑え開幕ローテ入り当確! H - Ys オープン戦



少なくとも近年のムーアの中では最も良い状態ではないだろうか。少なくとも、MLB時代はこんなに150kmがポンポン出る状態ではなかった。若かりしの日の球威にかなり近いので、「これは活躍するだろう」と大きく出たい。オースティンと共に再注目な選手だ。



【総合評価】A+ 【点数】85%



以上の3選手でこの記事を終えたいなと思います。もっと他の選手も居るんですけど、流石にシーズンも始まって10試合は経過した状態なので、今年はこの辺で打ち止めとさせて頂きます。コロナでどうなるかも分からない所もありますからね。



また、2020年のオフになったら、こういう記事を書きますので、その時になったらまた目を通して頂けたら幸いです!









<これも是非>
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シーユーアゲイン なにもあげん

*1:MLB規定投球回は基本的に162イニング