インドのピラニア

野球・相撲 時々その他 自由きままに書く インドのピラニアのように

2018年WS第3戦 レッドソックスVSドジャースを簡単に振り返ってみた

試合終わってから20分弱。だから、16時50分くらいか。

 

 

俺は、興奮いや、もう倦怠に入りかけたそのテンションで何とか奮い立たせ、急いでブログをまとめ上げることにした。

 

 

2018年WS第3戦、とんでもない勝負になってしまった。こんな勝負じゃなかったら、今頃ショッピングモールに繰り出して、「どんな服装なら清潔感あるのか」ファッションのお勉強とこしらえていたものを。

 

 

「記憶が鮮明な内に!」と意気込んで書いているが、1回の出来事がもう7時間前なので、全く新鮮じゃ無い。まぐろの刺身ならもうとっくに腐り、「つま」しか食えない状況である。

 

 

なので、新鮮というにはあまりに遠いが、一応自分の中で食べられるよう「加熱処理」した記憶を、なんとか残そうという責務(?)で、このブログをしたためている訳だ。

 

 

ちょっと日記風に振り返っているので、「野球!」という格式が高いファンには合わないかもしれないが、ご容赦願いたい。用事があって見られなかったという方と、初心者の方に向いているかと思います。

 

 

それでは、今日の試合のハイライトといきましょう。

 

 

【試合前】

 

約100年ぶりとなったレッドソックス(以後BOS表記)とドジャース(以後LAD表記)のワールドシリーズ(以後WS表記)。早速、かっこが多くなってビギナーを惑わしているが、前回のWSでは、LADはまだロスではなく、ブルックリンにあり、あのベーブルースがBOS側で出場したという、歴史の流れを色濃く漂わせる再戦となった。

 

 

ここまで2戦戦ったが、いずれもBOSに軍配が上がっており、シーズン108勝の圧倒的力量を如何なく見せつけている。実際、圧倒的にBOS有利という前評判だ。そりゃそうだ。シーズン108勝とシーズン96勝(LAD)では、差が12勝もある。ゲーム差12というと差がより大きく感じ取れるだろう。

 

 

午前9時、スーモ起床。(以後SM表記・・・しない。イニシャルがエッチ過ぎる) 昨日は午後10:00寝の11時間睡眠だ。ベストコンディション。社会人として見事に体調を整えている。2年半社会・職場で戦った経験が一日の長となり、これ以上無い状態でこの決戦に向かってる。「観戦歴がちげーんだよ、観戦歴が」と言える同僚は残念ながら存在しないが、受信料払っているのに、まだ画面左下の文字が消えないBS1に愚直に向き合っている。

 

 

そして台所に立ち、昨日買った格安の精肉をフライパンで焼きまくった。朝一から肉のスーモ。朝からの肉で胃もたれの懸念が囁かれるが、それは11時間寝が功を奏している。それに、昨日はゼリーを6個も買ってきた。万が一ムカムカしてもゼリーでいくらでも整えられる。そして、この朝食の大胆な采配が、これ以上無い良采配となる。

 

 

【1回表】

BOSの先発は、過去にサイヤング賞受賞経験がある リック・ボーセロ。一方のLADは今年デビューしたばかりの快速球ルーキー ウォーカー・ビューラー。経験則では遙かにボーセロだが、球の威力ではビューラーが上回る。しかし、ビューラーはルーキーでありながら、もうマエケンを差し置いてWSの先発を任されているので並ではない。

 

 

DH制が消えるナ・リーグの本拠地で戦う為、BOSのスタメンにも多少の変更が加えられていた。守備に不安が残る主砲J・D・マルティネス(打率.330 42HR)をレフトで起用。絶好調だったベニンテンディ(打率.290 16HR)を下ろし、「今日は打ち勝つぜ~~~」オーラをバンバン放っていた。それはLADとて同じで、投手以外スタメン二桁HR打線で対抗してきた。これが「世界最高を決める」WSである。

 

 

初回からのらりくらりと躱すボーセロに対し、ビューラーは火力MAXで真っ向勝負。初回から「トリプルスリー」のベッツ(打率.346 32HR 30盗塁)を99.5マイル(約160km)で血祭りにあげ、完全に力で3者凡退に切り刻んだ。速すぎる。そしてメチャクチャ伸びてくる。

 

 

今日のビューラーは平均球速が98.5マイル(約158km)もあったらしい。「LADの快速急行は158kmも出るのか」と「二中の快速急行(125km)」ことパワプロ9の手塚も、部室で隣の円谷と一緒に目を白黒させているに違いない。

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【3回裏】

試合が動いたのは、スーモが朝飯という焼肉定食を食い終わった頃だ。LADの1番ピーダーソン(打率.248 25HR)のフルスイングが、ライトスタンドに突き刺さった。采配バチコン命中。左投手相手だと打率.170だろうが、ボーセロは右投手。マイナーのトリプルスリー経験者も、今や1盗塁・5盗塁死である。それが1番打者のLAD、「That's America」である。

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【5回裏】

5回裏の2アウトランナー1塁、ここで「就任1年目から名監督」たと他方で賞賛され続けているBOSのコーラ監督が動いた。まだ61球しか投げていないボーセロを諦め、ローテの一角、二桁勝利左腕・ロドリゲスにバトンタッチ。

 

 

「何故変えたんだ?」と思われたが、次の打者はあのピーダーソン。左投手.170。何も出来ずにあえなく三振。しかし、ボーセロを61球、ロングリリーフ可能のロドリゲスをアウト1つで交代した所が、この後じわじわ効いてくる。

 

 

因みにこの回、ヒットで出塁していた走者グランダルは、生粋の「大舞台×」である。今年もあまり打てていないが、去年は本当に打てていなくて、数年前の谷繁くらい打てていなかった。その為か、このヒットが出るまで、ポストシーズンの通算打率が1割切っており、守備も後逸しまくって、株急降下である。また、そうには全く見えないが、キューバ人である。これ程キューバ感0な選手は居ない。

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【8回表】

快速急行ことビューラーが、速すぎて全く打てずに苦しんでいたBOS。しかし、8回にLADは100球超えていたこともあり、抑えのジャンセンに替える。

 

 

ここでMLBファンは誰しもが「この恒例行事は・・・」と頭をよぎったはずだ。LADのロバーツ監督は、ポストシーズンで(以後PO)1人頼れる選手が出てくると、早めに継投を行い、その選手に無茶ぶりしまくるのだ。去年のWSでも、ジャンセンとモロー、そしてマエケンを酷使しまくった。ジャンセンは回またぎ、マエケンはキツイ場面での登板。そして、モローは「PO全試合登板」してしまった。

 

 

その影響からか、カブスに移ったモローは、シーズン終了待たずして負傷。ジャンセンは前半戦イマイチパっとせず、怪我もあったが、何とかPOに間に合わせた。マエケンだけ何とか踏みとどまっている状態なの泣けるが、その「病み上がり」のジャンセンを回またぎで登板させてきた。去年、何回回またぎさせて痛打をされたか。あの時の記憶とダルビッシュのレスバトルが後をよぎる・・・。

 

 

「カキーーーーーーーン!!!!!!!!!!!」

 

 

ジャッキー・ブラッドリー・Jr(以後JBJ)が、「人間フリスビー」ことジャンセンの、フリスビーみたいに曲がりすぎるカッターにバットを一閃。「行くな!!超えるな!!」のファンの感情も空しく、白球はライトスタンドへ・・・・・・・・・。

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スランプが長いことで知られるJBJも、今は好調モード。好調のJBJはまぁ打つ。これに加えて、外野の送球で160kmをたたき出す男だから、ベニンテンディ差し置いて中堅に居座っているのだ。お笑いにはGAG浦安鉄筋家族にはGJG(グレート・ジャンボ・ゴリラ君)が居るように、BOSにはJBJが居るのだ。そして、この高すぎるジャンプ力。何を喰ったらこんなに飛べるんだろうか。俺は朝から肉喰ってるのに。

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何故か腹が立ってしまったスーモを尻目に、BOSが同点に追いついた。

 

 

【13回表】

この後も、第二戦で先発起用後、中1日で救援登板したBOSのプライス(8回裏)、スゴい選手なのに、何故か今年は球が荒れまくるBOS守護神キンブレル(9回裏)、「何故8回でなく今使う?????」と延長戦になってひょっこり登場した、LADセットアッパー・バイエズ(10回・11回表)と、今考えたらおかしい場面がありながらも、何とか13回までこぎ着けた両軍。

 

 

確か午後2時くらいだったか、とにかく腹は減っていなかった事だけは確かだったスーモ。「昼飯は外行かなくて良いな」と「外食前提」で考えているのは置いといて、この回に嵐の予兆来たる。(もう嵐来てるよ。だらけだよ)

 

 

先頭ランナーのホルトが四球で出塁後、すぐに盗塁を成功させ無死2塁。これ以上無いチャンスが到来。と同時に、捕手と交錯して足を痛がっていたバッターは「あの」ヌニェス。

 

 

5年前、「ジーターの後継者」としてヤンキースの遊撃を任せられたものの、気持ちいい位、拙守と拙攻を見せてしまった「あの」ヌニェス。数年後、ジャイアンツやレッドソックスで奇跡の復活を遂げ、俺の母親が「BOSに居るヌニェスって、まさか?」と勘づき、その事を伝えると「『あの』ヌニェス!?!?」とめちゃ驚いていた「あの」ヌニェス。

 

 

「あの」ヌニェスの「この」打席はどうだったか、ボテボテの当たりでも痛めた足で懸命に激走ヌニェス、執念で内野安打を勝ち取った。送球が逸れる間に、ランナーがホームベースに返りBOSが勝ち越しを決める。そして、一塁手と交錯したヌニェスは「また」痛がっていた。しかし、嬉し「そう」だった。

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その後、全くリードを取っていないヌニェスを、執拗に牽制を投げていたLADの投手アレクサンダーは正しく「テンパ」っていた。テンパると人はこうなるんだなぁとまざまざと実感した場面だった。だが、1点リードでなお無死・1塁の場面で、これ以上追撃できずに1点止まりだったレッドソックスは、振り返ってみるとかなり痛かった。

 

 

【13回裏】

その裏のLADの攻撃、BOSのマウンドには、12回からマウンドに上がっているイオバルディが2イニング目を迎えていた。このイオバルディ、俺のお気に入りなので、試合中「イオバルちゃん」と情けないあだ名で読んでいる。好きだからかもうあだ名の方が長くても気にしないのだ。

 

 

何故お気に入りなのかは、今日のピッチング見れば一目瞭然。101マイル(約163km)の速球と150kmに迫るカッター、そして130kmの「速いけど、相対的に見たらめちゃ遅い」カーブが、シーズン中幾度となくねじ伏せてきた。加えてトミージョン手術2回という「不屈の男」そりゃ「イオバルちゃん」である。

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しかし、イオバルちゃんこの回はピンチ。1死1塁、ここでフラフラっと上がったファールフライをヌニェスがスーパーキャッチ。そのまま座席に突入して「また」痛がっていた。かっこ面白過ぎる。

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だが、タッチアップを許し2死2塁。ここでLAD、こういう場面でもっとも厄介なプイーグを迎える。POこのプイーグに決定的3ランを決められてしまい、ブリュワーズはこのWSに立てなかったのだ。果たしてこの場面は・・・・・・・・!?!?!?!?!?

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イオバルちゃん~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!

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2塁手キンヅラーの送球が逸れる間に、ランナー生還。またしてもLAD VS BOSの対決は振り出しに戻ってしまう。イオバルちゃんの好投が水の泡に・・・。悲しみに暮れたスーモ。やることも無いので、本日「3度目」の皿洗いの為、台所に向かったのであった。

 

【15回裏】

またもや同点に戻り、既に試合は15回に入ってしまった。LADはとうとう15回表にマエケンを登板させ、何とかピンチを脱出した15回裏、BOSのマウンドには、まだイオバルちゃんが踏ん張っていた。

 

 

幾ら、今季先発してたからって、もう4イニング目。こんな事なら、ボーセロとロドリゲスをもっと投げさせたら良かった。しかし、遊戯王で言う「墓地」に居る両選手。野球の試合に「死者蘇生」も「早すぎた埋葬」も「ライフポイント800」も無いので蘇らせない。163kmの速球も157kmに落ち着いてきた。肘はボロボロ、しかし球は唸る。まだ試合は残っているんだ。頼むイオバルちゃん!!

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やばっ・・・・・・・・・・・

 

 

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アブね~~~~~~~~~~~~!!!!!!

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打ったバッターは、本日の試合唯一タイミングが合いまくっていたマンシー。この男も首になりかけたが、今年奇跡の復活を遂げた男だった。嘗めてはいけなかった。しかし、「三振前のバカ当たり」最大のピンチを三振で退け、いよいよ16回に突入することに。

 

 

ここまでの試合時間は既に6時間を超えていて、日本時間は3時・球場の時刻表も12時を指そうかという状況下では、みんな集中力を保てる訳もなく、明らかに士気が落ちるのが見て取れた。Cut4という野球のおもしろ?を中心に紹介するTV番組は、「バスルームブレイク3回」という新たな指標を作っちゃうし、

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LADのベンチには、何とも言いがたい遊び道具が出現してくるし、

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野茂がLADで投げていた時の監督、ラソーダは1回でも18回でも寝ていた。

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そして、プレイでも「投手」のカーショウが「代打」として登場してきた。そして、今日は1球も投げないままベンチに下がっていった。こんな策がまかり通ってしまう、野球は18回まで行くとこうなってしまうのだ。

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ちなみにスーモは、1回終了後に干し終わったパンツを、畳んでお手玉していた。「人は暇になりすぎると、パンツでお手玉をする」こうして、また1つ、新たなトリビアが生まれた。

 

 

【18回裏】

既に試合時間は7時間も超えてしまい、2試合分イニングを消化してしまった18回裏、BOSのマウンドには「まだ」イオバルちゃんが上がっていた。勿論、ヌニェスも「まだ」守っている。とっくのとうに野手全員使い切ってしまったのだから、どんなに体が痛くてもどんなに喚こうが、守備につくしかないのである。

 

 

LADの先頭バッターは、前の打席で大ファールを放っているマンシー。めちゃくちゃタイミングが合っている。もう先発ボーセロの球数は遙かに超えて、中継ぎなのに96球も投じていた。まだBOSが使っていないのは、明日の先発?なポメランツと、数日前に先発で投げたセールだけだ。行けるところまで行くしか無い。

 

 

そして運命の97球目、145kmのカットボールだった。

 

 

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ああっ・・・・・・・・・・・・・

 

 

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ああ~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

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高々と159kmで放たれた打球は、角度33度の放物線を描き、およそ116m先のフェンスの先へ吸い込まれていた。無念イオバルディ。誰よりも頑張り、誰よりも凄い球を投げていた不屈の男は、とうとう「敗戦投手」という4文字がスコアブックに刻まれ、このHRが事ある毎に、POの度に、繰り返し地上波なりwifiに乗り、永遠に後世に語り継がれてしまうのかもしれない・・・。

 

 

どこも応援しておらず、今年のWSを「MLBを見初めた7年間で、最も興味がないWS。BOSの出来レース」と高をくくったスーモ。いつの間にかイオバルディを応援し、所属しているチームの勝利を願い、高々と舞った白球に言葉を失ってしまった。

 

 

ふと時計を見た。きっちり16時20分を指している。いや、この時計は5分早く進んでいるから、16時15分か。さて、このつぶれた7時間でやれることは限られているしなぁとぼんやり考えつつ、本日「5度目」の台所へ向かった。もう洗える皿はどこにも残っていなかった。

 

 

まさしく、これから数十年幾度となく語り継がれるだろう、2018年WS第3戦。未だかつてこれ程までに濃縮された試合があっただろうか。去年も延長11回12-13でアストロズが勝ったWSが有った。しかし、確かその試合は職場に居て、仕事終わりにその事を知ったから、リアルタイムで見られなかったんだ。「いや~、おそらくこれ以上の試合は野球史上無いのではないか」そんな試合だった。

 

 

???「ククク・・・ お前が見た試合なんぞ、我輩の試合に比べたら足下にも及ばぬ・・・ッッ」

 

 

誰だ!?!?!?!?

 

 

???「私だ・・・(バサッ)」

 

 

 

 

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東京ホテイソン たける

「い~~~~~~~~~~~~~や、1933年(昭和8年)準決勝第2試合目、中京商 VS 明石中 1対0で決着がついたものの、スコアボードが足りないので、イニングが更新される度に突貫工事でスコアボード増やした延長25回の死闘~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

それでは、シーユーアゲイン 何もあげん