インドのピラニア

野球・相撲 時々その他 自由きままに書く インドのピラニアのように

餃子ガーディアン

毎回中華屋に来て思うことがある。



夜を灯すきらびやかな日高屋、仕事も終え軽く一杯でもと思う、くたびれたサラリーマンの心を揺さぶってくる。ほぼ500円前後で腹を満たしてくれる日高屋は最高だ。中華は誰が作ってもうまいのだ。炒飯は中華鍋と腱鞘炎だけ気を付ければ、誰だって同じようにそこそこ上手く作れる。他の料理だってほぼ材料切って、適度に炒めるだけの料理がほとんどだ。だから、俺は炒飯かレバニラ炒めしか食べていない訳なんですけども、辺りを見渡すと、あの不可解な現象が。



ビール片手に、餃子が6つ。どうしたおい。何故だ?何故その2つを頼んでしまうんだ?餃子だと?この状況にまだ人生で一回も直面したことがない。そしてこれからもないだろう。



餃子、嫌いなんですよね。



日本人、いや人類だったら99%好き・・・なそうですね。周りの空気を見ると。僕はよく分かんないですけど。



別に「味が嫌い」って訳じゃないんです。大葉とか嫌いな人はなんとなく分かります。「あっ、こういう味嫌いなんだろうな」って、僕は大好きなんですけど。まぁ、嫌いだと言っている気持ちは分かる。大葉はあっさりし過ぎてる。それを包む刺身、まぐろであり、サーモンであり、ぶりであり、油が乗っていると言えどもあっさりしている。「あっさり+あっさり=更にあっさり」という方程式は、冷静に考えるといらないのかもしれない。



餃子の場合、自分の中ではこれに似た方程式が展開される。



挽肉に生地を包んで、その中にキャベツ・ニラ・ニンニク・しょうが等をを適度に混ぜ込み、油を敷いたフライパンの上にやさしく置く。焼餃子なら、そこから羽なんか作っちゃったりして、味の精度を高め、良い感じの餃子しか置く気ねーだろという細長い皿に乗せるだろう。そこからラー油と醤油を混ぜた小皿にドリップして、最高の状態に整え満を持して口に運んでいく。



これが旨いらしい。人々の反応を見る感じそのように思える。実際、不味くはないと自分も感じている。



でも、自分毎回思うんですよ。



「挽肉・キャベツ・ニラ・ニンニク混ぜて、こんくらいしか美味しくないの・・・?」



こんだけ美味しい材料を混ぜているのに、なんでこれだけしか美味しくないのか。挽肉とキャベツがあるなら、ハンバーグと生野菜が作れるではないか。何ならニラ・ニンニクも使って野菜炒めも出来る。そして、それらで出来た「ハンバーグ定食」は流石の旨さだ。ごはんも炊きたてならなおちゃいぽーである。



ただ、これらの可能性を潰して、餃子にしているにも関わらず、あれだけの旨さしかないではないか。決して不味くはないのだが、これだけの材料が混ざっているのなら、そこそこ美味しいではまるで駄目なのだ。.260・15HRの味わいでは全くもって足りないのだ。.300 30HRして貰わないと、こちらとしてはハンバーグ定食を蹴ってまで餃子を選んでいるので、何故こんだけしか美味しくないんだと、ちょっとモヤモヤしてしまう。



ちょっと昔の俺が子供の時、遊☆戯☆王(予測変化で☆マークが付かなかったので、それをわざわざ付け足す位は遊んだ)が出始めの頃で、当時の小学生達はみんな家ではなく公園に行って、デュエルして飽きたらサッカーをやるというのが、ゆとり教育時代の基本的お遊びスタイルだった。そして、誰かの死者蘇生が砂場で埋まって無くしてしまうのが恒例だった。



そして、その当時からあったカードに「ゲートガーディアン」というカードがある。アニメで、ペガサス城に迷い込んでしまった主人公武藤遊戯達が、地下を探っていたら、謎の「開けた室内に迷路がある空間」に出て、そこに待ち構えているのが、「迷宮兄弟」というゲートガーディアン使いなのだが、この回が何故かスーモのお気に入りで、もっと詳細を知りたい場合は職場の若手に聞いて欲しい。絶対に知っているので。



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そのゲートガーディアンなのだが、雷魔神-サンガ・風魔神-ヒューガ・水魔神-スーガがフィールドに出ている状態で、その3体を生贄にすることで召喚が出来るという、世代ではない人からしたら「何のこっちゃ」と思うだろうが、とにかく「場に出すだけでメチャクチャ難しい」という事が分かって頂けたら大丈夫である。



ちなみにその3体は
雷魔神-サンガ 攻2600/守2200
風魔神-ヒューガ 攻2400/守2200
水魔神-スーガ 攻2500/守2400
そして、その3体とも「1度だけ相手モンスターの攻撃を無力に出来る」という効果がある。
この3体をフィールドから追い出して召喚するのが、ゲートガーディアンな訳だが・・・



ゲート・ガーディアン 攻3750/守3400



いやいやいや、おいおいおい。
3体混ざったら3体の攻・守の合計、攻/7500・守/6600でなきゃいかんでしょーよ。何故混ざったらたった攻3750しかないのか。混ざっただけで、全くもって損ではないか。しかも「1度だけ相手モンスターの攻撃を無力に出来る」というあの効果も、ゲートガーディアンには備わっていないのだ。何という事だ。朝8時の子供向けレンジャーは、5体合体することで確実に相手を倒しているというのに、ゲートガーディアンとかいう奴は、相手が「落とし穴」を使うだけで、墓場に退場してしまうではないか。



そういう事なのだ。俺は餃子を見ると、どうしてもゲートガーディアンが浮かんでしまうのだ。



挽肉・ニラ・ニンニク。そしてその他を犠牲にしてまででも、美味しいからという理由で召喚してしまった餃子。「こんなに旨いもの犠牲にしているんだから、さぞとんでもなく旨いんだな?」と勘ぐって食べた結果が、毎度ゲートガーディアンなのだ。つまり「こんなもんか・・・」とため息一つ漏れてしまうのだ。なら混ぜずに、ハンバーグ定食にして、サンガ・ヒューガ・スーガを残しておけよと。



まぁ、弁明の余地があるとするなら、餃子は安い。300円くらいで食えてしまうというメリットがあるけど、それも俺からしたら、牛丼や立ち食いそば、コンビニで売ってあるシーチキンおにぎりの方が遙かに美味しいという訳で、やっぱり食う意味がないのである。



餃子、ゲートガーディアン説。



以前、Vジャンプによるレジェンドモンスター総選挙があったらしいが、投票結果は20体中13位だったそうだ。実にゲートガーディアンである。餃子も案外、好きな食べ物総選挙があったら、13位くらいではないだろうか。投票用紙に○書こうとしたすんでの所で、ゲートガーディアンが脳裏をよぎり、明太子に○している姿が目に浮かぶ。



こんな文章を書いてしまったら、もうお昼時か。ますます餃子が嫌いになってしまったな。天気も良い事だし、今日はイオンで天津飯でも食べるとしよう。







シーユーアゲイン なにもあげん。