インドのピラニア

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大関貴景勝はどうなるのか

令和初めての大相撲が「無事」開催された。

 

 

 

「無事」という所、ホント大事。(場所前に一悶着起きる事が多いから)

 

 

 

先場所が平成最後の場所となった訳だが、白鵬が42回目の優勝と引き替えに腕の二頭筋を断裂してしまい休場となり、見所の1つが消え去ってしまったわけだが、集客という面では、先場所の「貴景勝大関昇進」という新たなトピックスを手に入れたので、まだまだ大相撲人気は大丈夫だろう。

 

 

 

貴景勝 光信 本名 佐藤 貴信 平成8年生まれの22歳

 

 

兵庫県芦屋出身という日本屈指の高級住宅地出身で名高い、相撲のイメージとはかけ離れまくった土地から、両親による徹底した英才教育を施され、中学生横綱や世界ジュニア選手権の無差別級を優勝する等の相撲エリート曲線を順調にひた走った。

 

 

 

角界に入ったものの、背丈175cmというこの世界ではかなり小さい体格と、碧山・栃ノ心の太すぎる体つきに自信を喪失した(らしい)とは思えないくらいの危なげない出世で、10代で関取に出世(10代で年収が4桁になったと考えたらめちゃスゴイ)そして、十両・幕内でも快進撃を続けて、とうとう22歳で大関に上がってしまった。

 

 

 

22歳で大相撲の屋台骨とも言える大関昇進。普通に生きていたら起業しないと会社で同様のポジションには居られないはずだ。というか筆者が25歳なのでおわ~~~~~~~~~~~~である。

 

 

 

大関貴景勝、個人的には不安だ。嫉妬のように見えるがやはり不安だ。

 

 

 

大関というポジションは毎場所横綱を含んだ相撲のスーパーエリート達を相手に、8勝ないし10勝は勝っておきたい地位だ。正確に言うと8勝では7敗もしているので大関としてやっていけるのか不安しか無い。親方・後援者からお小言の1つや2つはもらってしまう。俺はちょっと怒られただけで「生きててすみません・・・」モードになってしまう。

 

 

 

ただ貴景勝という身長が170cm序盤・中盤の力士が大関というのは、ここ30年の角界では前例のない事だ。実際平成から遡ったら貴景勝が最も身長が低い。細身な日馬富士でさえ、実は185cmあるのだ。琴奨菊も170cm台だが、彼の場合はほぼ180cmと言って良いくらいの170cm台だ。

 

 

 

あと主観的な考察だが、急激に力をつけた力士は、怪我や体調不良で一気に弱くなる傾向がある。最近で言うと栃ノ心照ノ富士だ。特に照ノ富士の場合は、あまりにも強すぎて「3場所合計33勝」という大関昇進の目安を考慮に入れず、2場所で昇格させた。かなり異例な出来事だったが、特に主だった批判もされなかった。何故なら強すぎたからである。

 

 

そんな力士が数年後には、若手力士達と混じって、午前中から客のまばらな国技館で相撲を取ろうとは、当時の相撲ファンでこの現実を想像出来たのは一体何人居ただろうか。強引な相撲から肉体を痛めるという悪しき循環を予想できたファンは居た。しかし、まさか令和初の場所を三段目で迎えるとは。それを予想できたら最早予言者である。今すぐ新宿の小田急ハルクの前で占い屋を始めた方がいい。

 

 

 

同じ現象が貴景勝に当てはまる可能性も少なからずある。大関昇進直後の怪我で、相撲のリズムが崩れ、あっという間に角番・大関陥落もあり得る。現代の大相撲はどの力士を取っても160kgは軽々超えてくるし、千代の富士貴乃花の時代の力士よりスピードも兼ね備えている。

 

 

 

「ハワイ勢が居た貴乃花の時代より弱い」とよく言われるが、20年前のスポーツより今のスポーツの方がレベルは圧倒的に高いのは、他のスポーツを見ても明らかだ。20年前は松坂が155km出して話題になっていたのが、今では高校生ですら163km出る時代なのである。相撲もハワイ横綱勢よりも体重は軽いかもしれないが、180kg超える猛者が幕内にゴロゴロ居るし、200kg越えの臥牙丸ですら現在は十両だ。

 

 

 

まぁ、それだけ長くやっても白鵬がトップなのは凄すぎるとしか言い様がないが、そこに貴景勝が肉薄できるかどうかが、令和元年の角界のターニングポイントとなるだろう。確かに貴景勝は身長が低いが、それは物心が付いたときからずっと言われていた事である。貴景勝にとっちゃあもう慣れっこだろうし、その身長でも取れる相撲スタイルを身につけている。

 

 

 

そして今場所初日、貴景勝は100点の相撲で遠藤をはじき飛ばした。新大関の初日という最もストレスのかかる土俵だったが、堂々とした相撲内容。気負いも何もない相撲だった。メンタルの出来がそこんじょそこいらの大学生とは違っている。このメンタル

このメンタルの強さという貴景勝の武器の一つなので、このメンタルを崩さないように相撲を取りきって欲しい。

 

 

 

メンタルを崩さないことと、怪我をしないような相撲を取る。この2点が貴景勝大関生活のキーポイントだと思います。これからの相撲も絶対面白いので、1人でも多く大相撲に興味をもってもらいたいですね!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シーユーアゲイン なにもあげん。