インドのピラニア

野球・相撲 時々その他 自由きままに書く インドのピラニアのように

趣味で終わっちゃったらもったいない

昔からイレギュラーな人間だった。



いっちょ前に10年は前の思い出になった中高時代は、クラスの輪の中に入っても、死海でくつろぐヌーディストじゃねぇかと思われるほど明らかに浮いていた。そうなるのも無理もない。



野球が好きなのに野球部には在籍していないし、相撲が好きなのに相撲部にもいない。しかし、携帯の中には当時1~2万円の高級品だった2GBのSDカードに、10秒から1分の細切れのように撮影した相撲の動画がざっと300本は入っていた。



みんながこそこそ持ち歩いていた人気少年マンガも、自分は「ジモンが主人公のマンガがある」という事実がツボで、ネイチャージモンをこっそり見ていた。高校生のスーモは寺門ジモンがグルメ語っている時こそが、日本一面白いと思っている物珍しい少年だった。



そんな事をやっていたからか、それから10年後、また奇妙なイベントを催していた。



「独演会」ってのをやってるんですよ。



フォロワーさんの方々なら、1度は見たことがある(かもしれない)Twitter見てたら定期的に浮上してくるあれ。それはかなり不思議な140文字だ。「スーモ第6回独演会、8/24(土)アートスペースプロットで~」という何のこっちゃ分からない文章が、Twitterを滝のように流れてくる。
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そんなビリジアンとマゼンタみたいな、あまり馴染みのない色が混ざって何色でもない色・・・みたいな光景を目の当たりにした方もいらっしゃるかと思いますが、とにかくそういうのをやっているんですね。



このライブには趣旨がありまして、わたくしスーモが
「好きなMLB・大相撲・或いはその他のジャンルの面白い話を聞き役に対して語る」という中々見ない形のライブになっているんです。



まぁ、一言でいえば、変なんですよ。そう、ものごっつう変。



毎回DMで、来てくれそうな知り合い、同一の趣味を持つファンに送信していて、「何なんだこの人は・・・」と思われてそうで、この点だけ胸に来るものがある。



そもそも、プロでもないアマチュアの人が、トークライブを開いて、しかも好きなジャンルという縛りトークで、「独演会」なのに何故か「聞き役」という赤の他人は居るし、おまけにTwitterだけでは何がなんやら分からんからちょっと不気味だし、180cm・160kgの芸人さんと相撲取って、がっつりパワーボム掛けられるライブって何だよってなりますよね。小松未歩の「謎」より55倍謎。




今回は、そんな独演会が先日終わったので感想とか内容とか、「何故そんな事を始めて続けてるのか」という事を徒然と書いていこうと思って今回はこういう記事を書いていると。



というわけでまず、何故こんな事を始めたのかということから語っていこうかな。



元々、自分は大学生の時にお笑いサークルに居ました。なんで日米野球の選手紹介記事をブログに上げている人が、野球サークルじゃなくてお笑いサークルなのかというと、失礼かもしれないけど「そっちの方が面白いから」です。



野球ファンに野球談義をするのも当然面白いんですが、それよりも、「お笑いに精通している人と話をする」方がどうしても面白いんです。元々お笑いが好きという自分の性分もあるんですが、兎に角、面白い事に対して常にアンテナを張っているからか、



「トレバー・バウアーって人がドローン弄くってたら、WS中に指切って登板できなくなった」



「北天祐という昔の大関が、ゲームしてたら立ち上がるときに足を滑らせて骨折して休業した」みたいな、人生で何も役に立たない、スポーツのこぼれ話を非常に面白がっていて、



「こんなに有るんだったら、いっそのことライブでそれだけを語ってみたらどう?」と話を持ってきてくれたんです。



という訳でライブを始めまして、第一回の独演会が2年半前に行いまして、無事大盛況で終わったんです。2時間弱だったんですけど、ダレる事なくしっかりウケて、「大成功」だなと噛み締めながらも「ここはあまりハマらなかったの悔しいな」と反芻しながら打ち上げやっていました。こんな漫才もコントもしない道楽で反省しちゃいけない。



「ウケる」という感覚は、会話で誰もが経験してると思いますし、やはり気持ちいいと感じると思うんですけど、「舞台に出てウケる」というのは、これはね、やった人にしか分からない、もう他では味わえない特別な感情なんですよ。



ライブ前は「なんでこんなことしなきゃいけないんだ…………。」と自らの感情を大いに悔やみ、嘔吐いたり、壁にシャドーボクシングやって落ち着かせる幕之内一歩みたいな事してるのに、結局また舞台立っている。そして「やればできるもんだな・・・」という、自己肯定感、その他諸々が合わさった喜びというのは、MLB見ても、大相撲見ても、どんなドラマの名シーンを見ても、絶対味わえないものだなぁと。



ゴリゴリの大阪・吉本のNGKに立っている漫才師のような真っ向勝負な正当派漫才ならまだしも、こんなへんちくりんな事やってもウケたらとんでもなくうれしいです。アキラ100%を見て、「ここまでして笑い取りたいものなの・・・?」と思う人もいますけど、ここまでしてお笑い取りたいです。他の人よりもほんのちょっっっとだけ気持ち分かります。



簡単にいうと、この感情を味わいたいからその後も続けて、先日第6回の独演会を終えたと。ここまでが先日までの独演会の流れなんです。



でも、準備にかなり時間を要するし、普通に会社員として働いている以上、必ずしも時間が余っている中で構成を考えている・・・という訳ではないので、もう「そんな事してる暇あったら、資格勉強した方が良くないか???」という葛藤はかなりあります。



一日考えてアイデアも思いつくわけでもないし、全然本番にスベり続ける事も考えられるし、やめる理由なんて何十も出てくる。でも結局やめてないのは「趣味で終わるのがもったいない」




一日考えてアイデアも思いつくわけでもないし、全然本番にスベり続ける事も考えられるし、やめる理由なんて何十も出てくるんですが、でも結局やめてないのは「趣味で終わるのがもったいない」という、ワンガリ・マータイさんみたいな、そんな状態になっている。



仕事の疲れを癒やすために、趣味なり遊びなりする訳なんだけど、疲れ取った後に残った趣味に関する膨大な知識は、仕事で使うことも家庭で使うことも、親に話すこともない。言わばトマソンのようになってしまう。例えだって昔の巨人助っ人。ストレス解消とはいえ、明らかにもったいない。



そのもったいない知識が、人前で披露できて、なおかつ盛り上がるのがこの独演会なので、まさしく知識のリサイクル状態。雑学プルサーマル計画を行えているので、知識の資源ゴミも出ないと。これは一石二鳥である。



つまり、恥ずかしがらず何らかの発表できる場をもつべきなのだ。絶対に。



他の人の目なんか関係ない。もっと言うと成功とか失敗も関係ない。とにかくやってみる。これが絶対大事。ワンガリ・マータイさんみたいに、「女であるにもかかわらず意志が強すぎて、コントロール不可能であると夫が国に訴え離婚させられる」所まで行かないにしてもだ。



成功・失敗気にして、やりたいことやれていない人が圧倒的多数な状況。Youtuberやってみたいと思うなら、自分がYoutuberやるべきなのだ。別にそれがチャンネル数10とかで終わったとしても別にいいと思う。



問題はやってもいないのに、あーだこーだ言う事が1番恥ずかしい。やって失敗は「それに合っていないという成功」とも捉えられるし、やりもせず不平不満を言うのは失敗する以前の段階で失敗している。そして何より見苦しい。同じ場に立っても居ないのに表現者を妨害している訳なのだから。



そんなことを考えていたら、もう日が傾いてきた。自分が出来ることをやろう。他人が出来て自分ができないとか考えないように今日も生き延びた。生き延びたら周りの目を気にしない限り、いくらでも好きなことが出来る。



また絶対に独演会やりますので、是非御来場して下さい!意思強すぎてまだ見ぬ妻から国に訴えられない限りはやり続けます!!何卒よろしくお願い致します!!!!!!






<これも是非>


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