インドのピラニア

野球・相撲 時々その他 自由きままに書く インドのピラニアのように

ステロイドが駄目なら スピットボールも駄目だろ

2020年のアメリカ野球殿堂表彰者が発表された。

 

 

今年の注目と言ったらやはりデレク・ジーターになる。ていうか引退したのもう5年前なんかい。松井秀喜も8年前である。




いつの間にか俺が青春を謳歌した野球は、遠い昔の話になり、「古き良き時代」と令和生まれにカテゴライズされることだろう。子供の時に高橋慶彦を知らなくて、カープ女子の母親に驚かれたあの日のように。

 

 

 

もちろん、当然のようにデレク・ジーターは殿堂入りに選ばれて、焦点は「マリアノ・リベラ以来の満票選出」に移ったが、残念ながら1票逃してしまい満票とはならなかった。




得票率99.7%は野手最高投票率とのこと。しかし、何故か元ソフトバンクのペニーが1票獲得しており、アメリカのtwitterのトレンドに入っていた。日米でなにかと話題に上がる選手である。

 

 

 

さて、もうひとつ毎年のように話題にのぼる議題がある。その中心に居るのは毎回やはりロジャー・クレメンスバリー・ボンズである。

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2000年代初頭の巨大な2本のバベルの塔。どちらも圧倒的な成績を残し続けた。片や350勝・片や歴代本塁打記録保持者である。しかし、双方ともステロイドの使用が確実視されており、毎回殿堂入りを逃し続けている。

 

 

 

ステロイドの使用はもちろんゴリゴリに悪いことだし、クリーンでずっと勝負し続けている、それこそケン・グリフィーjrないしデレク・ジーターは、ずっと馬鹿正直に見えて損をしているように思える。




あと、ただ単純に健康にごっつ悪い。80年代のステロイド全盛時代の最速スプリンターのジョイナーは、それが祟って早逝しているし、おまけに32年も女子の世界記録として君臨し続けている。こんなに恥ずかしいこともない。他の人も肉薄すらしていないのも、ステロイド使用の説得力を高めている。

 

 

 

俺がアメリカ殿堂の件で毎回思うのは、ステロイドのこともそうだけど、それとは別の「反則」についてである。MLBで昔から行われているスピットボールである。

 

 

 

スピットボールとは、ボールの表面に紙やすり等であえて傷を付けて、投げた際に発生する空気抵抗を不自然にすることで、通常では起こりえない変化をつける反則投球である。

 

 

 

このスピットボール、100年以上前から定期的に浮上している問題であり、そんな太古の反則かと思いきや、去年の菊池雄星の松ヤニもそれに当たる。

(反則しても成績残せないのはちょっとかっこ悪いぞ)




これの使い手で有名なのが、50年代のヤンキースのエース ホワイティ・フォードや300勝投手のゲイロード・ペリーなど枚挙に暇がない。いずれも殿堂入りしているし、自伝ないし記事で「自分はそれの使い手だ」とバラしている。

 

 

 

いや、なんで選ばれてるんだよ。

 

 

 

ステロイドもスピットボールも同じ「反則」なんだから、スピットボールの使い手が選ばれている以上、ストロイド使用者も殿堂入りすべきというのが私の意見である。




もしも、ステロイド使用者が選考期限の15年経っても選ばれていないというのなら、同じく反則しているスピットボーラーも殿堂から外さなければ筋が通らなければないか。そして永久に讃えるというコンセプトで通っているのだから尚更そうだ。




 「反則していながら突き抜けていない」というのも、ちょっとかっこ悪い。確かにホワイティ・フォードもゲイロード・ペリーも殿堂に入っている訳だから、かなりの成績を残しているものの、350勝もサイヤング7回もHR記録も残していない。




同じく突き抜けていないから選ばれていないであろう マグアイアやソーサはあっという間にフェードアウトしているように、その辺の公平性は整えて欲しいと思うのは俺だけなのか。




そういえば、最近巷を賑わせている「サイン盗み」という反則にしてもそうである。アストロズレッドソックスの選手は、このブログの通り、筋を通せば殿堂に選ばれる資格は無いってことになる。




バーランダーないしコールが不世出の本格派ってことは、今衛星放送をかじりついているmlbファンが一番把握しているのだ。特にバーランダーは相応しい成績を残し続けている。そのバーランダーに * のマークなんて最も付けたくないのだ。




だからこそこれからの野球はクリーンになって欲しい。それこそステロイドだけでなく、あらゆる面から膿を出しきって欲しい。相撲だけ膿を取り除き続けているのも、それはそれで「なんでだよ」とも思ってる。




ペニーに大事な1票投じるくらいなら、殿堂入りの公平性についても、是非バチバチ議論して欲しいものだ。日本もアメリカも、野球に関しては問題が山積みである。どちらも今の人気にあぐらを掻かずに、より面白くなって欲しい。そう願うファンでした。









シーユーアゲイン なにもあげん